黒柳徹子に京本政樹…ジャニーズ問題にダンマリは罪なのか? キケンな暴走する正義感

黒柳徹子 (C)まいじつ

ジャニーズ事務所の性加害問題に関し、言及を避ける所属タレントへの非難が〝正義感のお強い方々〟から相次いでいる。

しかし、これはまだ生ぬるい。その正義感に照らすなら、スルーしている芸能人にも多くの非難対象者がいるはずだ。

その筆頭と言えるのが黒柳徹子だろう。彼女は生前のジャニー喜多川氏との関係を考えれば、発言する義務と責任がある。

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「ジャニーズの記者会見では、東山紀之新社長が森光子との関係を追及されましたね。しかし、これは黒柳も同じで、彼女は自他共に認める近藤真彦の母親的存在。母を早くに亡くした近藤は彼女を慕い、未婚の徹子さんも近藤を実の息子同然に可愛がりました。『ヒガシに光子あれば、マッチに徹子あり』はベテラン記者の常識です」(芸能リポーター)

黒柳は喜多川氏死去時のお別れ会にも招待され、囲み取材では「30~40年前に、私とジャニーさんが結婚するっていうFAXがマスコミに回ったことがあったんです」と、思い出を回顧している。

さらに「それから私はジャニーさんを『旦那さん』って呼ぶようになった」と嬉しそうに語り、同年の『24時間テレビ42』(日本テレビ系)でも、「ジャニーさんは60年くらいのお友達」「とっても尊敬できる親友」と語っている。

ここまでの深い関係ならば、正義感の強い方々から、「性加害について知っていたはず」と決めつけられても仕方ない。彼らに言わせれば「沈黙は加害と同じ」なのだから、被害者の無念を晴らすためにも、今すぐ口を開くべきという考えがある。

まさか「黒柳徹子はセーフ」なんて言わないよね!?

現在、『アッコにおまかせ!』(TBS系)でもジャニーズ問題を取り上げ、和田アキ子が深刻そうにコメントしている。一方、レギュラーの峰竜太は空気のようにダンマリで、ごくまれに当たり障りない言葉を挟むばかりだ。

しかし、峰は息子の下嶋兄が元ジャニーズJr.であり、「保護者として何らかの事情を知っていたはずだ」と、〝正義側〟からの非難は免れないだろう。

同様のことは、『SixTONES』京本大我の父・京本政樹、『ONE OK ROCK』のTaka、『MY FIRST STORY』のHiroと2人の息子をジャニーズへ送り込んだ森進一・森昌子、孫の輪島大生をJr.に入れた輪島功一にも言える。

「会見出席の井ノ原快彦、東山新社長、ブログで触れた堂本光一をはじめ、所属タレントは皆『知らなかった』と明かしている。しかし、世間の多くは『そんなはずない!』と決めてかかり、鼻息荒く批判していますね。

ならば、深い関係にあった黒柳や、身内をコネで送り込んでいる人々も、当然知っていたことが推測され、糾弾対象になるでしょう。『見て見ぬふりをしていた!』『沈黙は加害と同じ!』と叫ぶなら、彼・彼女らもまた同罪。まさか、『徹子さんは気のいいおばあさんだからセーフ』『ヒガシはダメだけどマッチの後見人はOK』とはなりませんよね?」(芸能ジャーナリスト)

性加害を許さない正義感あふれる人が、まさか「現役ジャニーズのノーコメントは許さないが、外野の黙殺はスルー」なんて不公平な結論には至らないだろうが…。

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