大谷翔平ホームラン王に現地メディアは辛口? エンゼルス73勝89敗でア・リーグ4位の不甲斐なさ

画/彩賀ゆう

画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

10月2日、MLBのロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平の本塁打王が確定した。

本塁打数は44本。大谷は2021年に46本を記録したが、本塁打王を逃した経験がある。今シーズンはケガで135試合しか出場していないものの、2位は39本で、他選手を圧倒する数字だった。

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「欠場しながら、2位以下に5本以上の差をつけての40本台はすごい。元来、日本人が米国で40本以上を打つなんて夢のような話でした。日本人にとって異次元の記録が誕生しました」(スポーツ紙記者)

現地では大谷のモンスターぶりを称賛するメディアがある一方、批判するメディアもある。

大谷の今シーズンは本塁打44、打率.304、打点95と規定打席をクリアしているだけに、正式記録として高い評価を得ている。投手としては10勝5敗、防御率3.14と素晴らしい記録だが、規定投球回数を満たしていないので、あくまで参考記録だ。

大谷翔平、MVP獲得なるか?

「10勝は変わらないので、負け数や防御率は規定を投げた場合は変わってくる。もっと負けたり、打たれたりするからです。でも、盗塁も20盗塁しているのは立派。勝敗、盗塁を評価していない米国マスコミは案外多いです」(前出・記者)

大谷の所属するエンゼルは73勝89敗。ア・リーグ西地区5チーム中4位と惨敗だ。

「とくにエンゼルス嫌いのスポーツサイトは大谷を厳しく評価しています。成績は立派にしても、あまりにもチームが弱い。これはシーズン中からいわれていたことです」(同)

それをいわれても打てない、投手が抑えられないチームにいるのだから、しょうがないことだろう。

「大谷が在留の意思をもっていたら、MVPは厳しくなるかもしれません。というのも、向こうではエンゼルスのぬるま湯につかっていると評するところもあります。なんとか大谷を叩きたい、米国マスコミの本音かもしれません」(同)

叩かれても、本塁打王は変わりない。

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