“ジャニーズ”が放送禁止用語に? TBS『オールスター感謝祭』で不自然に言葉を抹消「こうやって変わっていくのか…」

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創業者の痕跡を全て消し去ると発表したジャニーズ事務所の意向が、10月14日放送の『オールスター感謝祭’23秋』(TBS系)で垣間見えた。

番組には火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』でメインキャストを務める『なにわ男子』道枝駿佑をはじめ、『それ、Snow Manにやらせてください』から『Snow Man』佐久間大介・宮舘涼太、『イキスギさんについてった』から『ジャニーズWEST』の中間淳太・小瀧望らが出演した。

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番組には総勢100名超のスターが出演し、お笑いコンビやミュージシャンの場合、名札の個人名の横に括弧書きでグループ名が記載される。これは公式サイトの出演者一覧も同様なのだが、小瀧と中間は「ジャニーズWEST」の表記がなく、俳優のように個人名のみだった。

また、番組の看板企画『赤坂5丁目ミニマラソン』に出演したジャニーズJr.5名も、『BTS』の弟分『&TEAM』のKと共に「アーティスト軍団」という括りで登場。番組中、「ジャニーズ」という言葉が一切封印された様子だった。

「ジャニーズ事務所」消滅に先んじた措置

事務所は10月16日付でジャニーズ事務所の名称を変更し、ジャニー喜多川氏について「一切の痕跡を消す」と発表しており、それに先んじた対応になったようだ。

だが「ジャニーズWEST」やジャニーズJr.のファンからは《こうやって色々少しずつ変わっていくのか…》《ジャニーズWESTの肩書きないの寂しい》など、寂しさを感じる反応も見られたのだった。

「ファンの涙も分かるが、事務所は『ジャニー』に由来するものをイニシャルであっても抹消する意向を発表し、『ジャニーズWEST』『関ジャニ∞』『ジャにのちゃんねる』も改名が決まっている。

確かに今はまだ『ジャニーズWEST』だが、事の性質やクレームの可能性を考えれば、今の段階で表記を消すのも仕方ないでしょう。放送では封印されていたものの、番組のXでは普通に用いられていたため、それがせめてもの救いでは」(芸能ライター)

かつては一般的に使われていたが、現在は不適切として放送禁止用語になった言葉は多い。ジャニーズという言葉も、今やこれらと同列になってしまったようだ。

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