鈴木亮平の日曜劇場『下剋上球児』初回10.8%で好発進!“高校野球サスペンス”が好評の理由?

鈴木亮平 

鈴木亮平 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

鈴木亮平の主演ドラマ『下剋上球児』(TBS系)の放送が10月15日から始まった。大ヒットドラマ『VIVANT』(同系)に続く新ドラマということで不安視されていたが、好調なスタートを切ったようだ。

主人公の高校教師・南雲脩司(鈴木)が弱小野球部の顧問を担当。高校野球を通して、教育や家族が抱える問題などを描いたヒューマンストーリーだ。


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「『下剋上球児』の初回平均世帯視聴率は10.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で2ケタ発進。超豪華キャストの『VIVANT』は放送前に情報をシャットアウトしたからか、初回は11.5%で『下剋上球児』とさほど変わりません。『下剋上球児』の評判はかなり良く、ここから視聴率をどこまで伸ばせるのか、期待されています」(芸能ライター)

『下剋上球児』にサスペンス要素が?

『VIVANT』ほど制作費を費やしたわけでも、壮大なストーリーでもないのにかかわらず、なぜ『下剋上球児』は好評なのか。成功の要因は、主に3つあるという。

「『下剋上球児』は、かつてTBS系で放送された大人気ドラマ『最愛』『Nのために』『夜行観覧車』の脚本家・奥寺佐渡子氏と、『MIU404』『アンナチュラル』などのヒット作を生み出した新井順子プロデューサー&塚原あゆ子監督コンビがタッグを組んだ作品。

人気作品を生み出しただけあって、内容も分かりやすく、見ていて飽きない。それでいて安っぽさがありません。この2点だけでもヒット作として申し分ないですが、奥寺氏、新井プロデューサーと塚原監督の作品ということで、どこかサスペンス要素もある。

ドラマファンからは《サスペンス感があって想像と違う。これからどうなるのか楽しみ》《スタッフ陣の演出がスポーツ×サスペンスでも節々に感じられて凄く良い》《まさかのサスペンス要素で湧き上がってる。これは日曜劇場で、しかも塚原・新井組だったことを忘れていた》といった声が多く上がっていました。

熱血ドラマに振り切っていると思いきや、どこか裏切られたと感じる視聴者も多かったようです」(同・ライター)

放送前は不安視されていた『下剋上球児』だが、いい意味で視聴者を裏切ったようだ。

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