ジャニーズのサブスク解禁にファンは否定的? コンサートがショボくなってしまう可能性も…

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

『Hey! Say! JUMP』が10月24日、ファーストデジタルEPを発売する。

事務所はこれまで、ソロ名義で木村拓哉、二宮和也、三宅健、堂本光一、堂本剛、.ENDRECHERI. 、中山優馬、グループで『嵐』『20th Century』『KAT-TUN』『Kis-My-Ft2』『Travis Japan』がサブスク配信を行っている。「JUMP」もこの流れでEPを配信する形だ。

ファンからは「JUMP」全楽曲のサブスク配信、ひいては全グループのサブスク解禁に期待が高まっている。

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SNSには、《推し自身がサブスク反対してるならその考えを尊重するけど、そうじゃないなら喜ばしい》《サブスク解禁反対者ってどうなの?》《ファンならサブスクで聴きながらCDもアルバムも買うんだよ》《CDの売上は減るかもだけど、オタクは買うだろうし、気軽に聴きたいと思ってた》といった声が見られている。

だが少数ながら反対する保守派もおり、《豪勢なライブをあんな低価格でできるのCD売上とかその他色々のおかげ》《CDの売上下がったらコンサートの有無や規模に関わってくるから私はサブスク解禁反対派》との声もあるようだ。

流れとしては解禁の方向だが…

「一般にも広く親しまれるコンテンツを目指す意味では、サブスク解禁は正しいでしょう。しかし、解禁するとCD売上は当然に落ち込むことが予想され、これまで通りに利益を上げられないかもしれない。そうなると、コンサートの舞台や装置といった、〝お家芸〟でもあり〝原点〟なショービジネスにも影響が出るかもしれず、安易に〝時流に乗って〟と解禁するわけにもいかないでしょう」(エンタメライター)

他にも問題点はある。

「サブスクのようなデジタルコンテンツは、何か問題が起こるとごっそり配信停止され、手元に残らなくなってしまう。例えば『TOKIO』や『KAT-TUN』が配信をしていても、山口達也や田中聖の事件で停止され、ダウンロード購入した人しか聞けなくなっていたことでしょう。

CDの場合は余程の不祥事でない限り流通はしますし、最悪の場合中古販売もある。サブスクは〝多くの人に作品を聞いてほしい〟という目的なのに、〝作品そのものが抹消されてしまう〟リスクは高まってしまうのです」(同・ライター)

ただ、流れとしては解禁に傾いている。各グループはエージェント契約で個人会社になるが、今後多くのグループがサブスクに踏み切るだろう。

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