北川景子『どうする家康』の悪女役に絶賛の声! 二枚舌で徳川家康を陥れる茶々が怖すぎる

北川景子 

北川景子  (C)まいじつ 

北川景子が10月29日放送にされたNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演し、彼女が演じる茶々の悪女っぷりが視聴者を震え上がらせている。

今回の放送では、佐和山城に隠居させられた石田三成(中村七之助)が徳川家康(松本潤)を成敗しようと動く姿が描かれた。

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兵力で勝てないと踏んだ三成だが、金で解決しようと、床下に蓄えていた金塊を取り出す。出所不明の金塊に一同驚くなか、画面に茶々が映され、茶々からの提供だったことがうかがえる。

その後、茶々の前で毛利軍と同盟を組み、三成が「逆賊、徳川家康を成敗いたす!」と雄たけび。一方その頃、家康の元に一通の手紙が。その内容は「治部(石田三成)が勝手なことをして怖くてたまらないから…何とかしてほしい」というもので、差出人はなんと茶々だった。

かの天下分け目の戦い「関ケ原」までおよそ53日前のことである。

織田信長の妹・お市も演じた北川景子

「茶々は三成に軍資金を送り、家康にも良い顔をする。なんともしたたかな二枚舌っぷりが明らかになりましたが、北川さんは同作で織田信長の妹・お市も演じていました。

容姿がそっくりだったとの史実から、茶々役も北川さんが続投するにいたったのですが、いかんせん両者の性格は真反対。誠実で義理人情に厚いお市と、取り付く島もなく天下を狙う茶々、この作品を成立させるには北川さんの熱演が大きな助けとなっています」(芸能ライター)

実は茶々は親がおらず、妹たちの世話を任されていた長女。当時15歳のときに、32歳上の豊臣秀吉から婚姻を迫られ、承諾する代わりに先に妹たちの縁組みを取り計らうことを要請していることがわかっている。

「今作中で恐れられているズル賢い二枚舌キャラは、もともと茶々が家族を守るために使われていたと捉えると、なかなか責められることではないのです。ましてや時代は群雄割拠の戦国時代。まずは自分の身を守らなければならないですから…」(同・ライター)

とはいえ作中的には、茶々の行動が関ヶ原の戦いを引き起こすのだから、これほど恐ろしいことはない…。

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