楽天・田中将大“イジメ黒幕”疑惑で評価急落! ハンカチ王子・斎藤佑樹氏と評価が再逆転?

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東北楽天ゴールデンイーグルス・安楽智大投手のパワハラ・いじめ事件で、かつて〝神の子〟とまで称された田中将大投手の株が急降下している。

安楽投手をめぐっては先月下旬、日常的な暴行・暴言のほか、下半身露出の強要や「罰金」と称したカツアゲともとれる行為など、数々のパワハラ疑惑が発覚。これを受け、球団が聞き取り調査を行ったところ、被害を受けた選手は10名、目撃した選手・スタッフは40名にのぼることが分かった。

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球団は30日に会見を行い、ハラスメントを事実認定した上で、安楽投手と来季の契約は結ばないことを発表。事実上の解雇となった。

田中投手はこの事件に関与していたとして、現在ネット上で非難を浴びている。

「事件の第一報となった11月25日の各スポーツ紙は、事件について、安楽投手以外にも〝一部選手〟が関わっていると報道。そしてスポーツ報知だけが、田中投手だと名指ししていたのです」(週刊誌スポーツ担当)

これを示すような動画も、ネット上で拡散されている。

「今年10月、楽天の松井裕樹投手が500試合登板を達成した際、球団公式SNSにアップされた動画です。選手は3列になって記念撮影しているのですが、安楽投手は最前列のチームメイトを2度も蹴り、よろける様子をニヤニヤと楽しんでいた。田中投手もこれを見て笑みを浮かべると、隣にいたスタッフの頭を肘で突き、振り払われると、さらに小突いたのです」(同)

斎藤佑樹氏の評価が再逆転!?

この動画は、2人がかねてからいじめのような行為を楽しんでいたことを表していると大きな話題に。報道と合わせ、田中投手にいじめ・暴行への関与が濃厚、むしろ黒幕ではないかと非難の的になっているというわけだ。安楽投手の影に隠れて処分を免れていることも、世間の失望や怒りを買っている。

そして、これに伴い、意外な人物の好感度がアップする珍現象も。昨年引退した〝ハンカチ王子〟こと斎藤佑樹氏だ。

「斎藤氏は田中投手と2006年の甲子園決勝で投げ合って以降、ライバルとして比較されてきた。しかし、プロでの成績は田中投手の足下にも及ばず、練習不足や慢心も指摘され、『高校時代は田中が負けたが、プロに入って逆転した』と語り継がれてきました。

だが今回のパワハラ・いじめ騒動で田中投手の株は暴落し、人間性にも非難が続出している。翻って、斎藤氏はタレント・キャスター・講演会などで引退後のキャリアを積んでおり、再び逆転現象が起きている」(スポーツライター)

実際、ネット上には《ここにきてハンカチの「マー君はウサギで僕は亀」発言がじわじわ効いてきている》《野球選手としての最終評価でハンカチ王子がマー君を上回る可能性が出てきた》《好感度グラフがここにきてまたまた逆転するんか?》《マー君もこんな人とは思わなかったな》《人間性ではハンカチの方が上な気がするな》《ハンカチは引退時後輩に慕われてた》といった声が相次いでいる。

2人のライバル物語は、高校野球編が斎藤氏の勝ち、プロ野球編が田中投手の勝ち、引退後は斎藤氏の勝ちといったところか?

なお、田中投手は12月1日に自身のSNSで《ハラスメントは許されないことです。球団のみならず、 自分もチームの年長者として、もっと後輩たちの様子に気を配り、気軽に相談され、問題があれば率先して注意すべきであった、意識が甘かったと反省しています》とコメントを発表している。

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