田中将大“200勝”達成前に引退するべき? 「今のマーくんに7勝は果てしなく遠い」

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日米通算200勝の大記録まであと7勝に迫った楽天・田中将大に、〝黄信号〟が灯っている。

「田中はここまで3勝、200勝まであと7勝なので、達成にはちょうどシーズン10勝が必要。しかし、今の田中に、通年で二桁勝てる力は到底残っていません」(週刊誌記者)

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田中は6月7日、本拠地・楽天モバイルパークで行われた阪神戦に登板。毎回ランナーを出す厳しいピッチングで、5回8安打5失点と黒星を喫した。

これで今シーズンの成績は3勝4敗、防御率4.24と、メジャーで6年連続二桁勝利を記録したピッチングは鳴りを潜めている。

ファンの間でも、《日本復帰した時なんか1年で達成するみたいな空気やったのに》《これで4.75億やもんな 3億分は功労費と考えても高い》《今のマーに7勝は果てしなく遠い》など、広がるのはガッカリ感ばかりだ。

記録のために現役続行? “聖域”扱いは…

今年で35歳と、年齢的には引退が近い田中。打ち込まれていることからも衰えは顕著であり、まさかの〝200勝未到達で引退〟も現実味を帯びている。

「田中は1年目から先発として投げ、アメリカ時代の後半からは肩肘が悲鳴を上げている状態。しかし、トミー・ジョン手術を避け、対処療法の道を選んだのですから、以降の選手生命が細々とすることは運命づけられていました。おそらく、今季での200勝到達はほぼ不可能でしょう」(同・記者)

果たして、大記録を達成することはできるのか…。

「残り7勝となると、時間をかければ可能でしょう。ここから数年かけ、年に2~3勝ずつ挙げて達成し、それをもって引退するでしょうね。しかし、こうした達成の仕方は〝聖域〟などと叩かれる傾向にあるので、晩節を汚すような去り方になる。いっそ、達成目前で『満足行く投球ができなくなった』と引退した方が、潔いと神格化されるかもしれません」(同)

〝10年ひと昔〟とは言うが、10年前に24勝無敗を誇ったエースがここまで落ちぶれるとは。

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