「朝ドラ史上最高のドラマ」『ブギウギ』趣里が歌った「大空の弟」に絶賛の声!『紅白』出場間違いなし

画/彩賀ゆう

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』第49話が12月7日に放送され、趣里演じる歌手・福来スズ子が亡き弟に向けて『大空の弟』を熱唱。圧巻のステージに「神回」と絶賛の声が続出している。

日中戦争がはじまって3年。スズ子は、弟の花田六郎(黒崎煌代)が戦死したという知らせを受け、ショックで歌えなくなってしまう。そんなスズ子のため、善一(草彅剛)はこれなら歌えるのではないかと、戦地の弟を思う楽曲『大空の弟』を書き、スズ子に渡す。

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コンサート当日、スズ子は初めて『大空の弟』を披露。涙を流しながら訴えかけるように歌い続け、歌唱後はその場にうずくまるほど。すると、スズ子の前に六郎の幻想が現れ、優しくほほ笑みかけてくる。このシーンに多くの視聴者が涙を流した。

「実際に存在していたという『大空の弟』ですが、楽譜が見つかったのは2019年のこと。軍歌かつ反戦のテイストも含む曲であるためか、当時の歌唱音源や映像が残っていなかったそう。歌詞はドラマの内容に合わせて変更を加えたもので、なかには『六郎』の名前もありました」(芸能ライター)

それでも「紅白歌合戦」では東京ブギウギか

視聴者からは《本当に圧巻でした まだ涙が止まりません》《朝ドラ史上最高のドラマ》と絶賛され、平均世帯視聴率は16.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

公式YouTubeでは約4分間のノーカット動画が公開されており、投稿から約8時間でおよそ10万回再生を突破している。

「この反響の大きさを鑑みれば、年末に放送される『紅白歌合戦』への出演も間違いないでしょう。歌をモチーフにした朝ドラと紅白の相性がよく、これまでも『あまちゃん』(2013年後期)や『エール』(2020年度前期)、さかのぼれば1997年放送回に『ふたりっ子』(1996年度後期)からオーロラ輝子(河合美智子)が劇中歌『夫婦みち』で出場を果たしています。『ブギウギ』が朝ドラ枠で出場するとしたら、言わずもがな、趣里の歌う『東京ブギウギ』が披露されるでしょうね」(同・ライター)

『東京ブギウギ』は明るい曲調で盛り上がること間違いナシだが、涙ながらに『大空の弟』を歌っていた時代のスズ子のことも知っておきたい。

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