朝ドラ『ブギウギ』名脇役を無駄遣い! 上杉祥三に宇野祥平…一瞬で消えるチョイ役に不満の声

趣里 

趣里 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

10月の放送開始から好評を博してきたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』。しかし放送第7週を目前に控えた今、名脇役たちを十分に生かしきれていないマイナス点が見え始めてきた。

メインヒロインに趣里が抜擢され、父親役に柳葉敏郎、母親役に水川あさみが出演。ほかにも音楽関係者役に草彅剛や菊地凛子など、名だたる俳優たちの登場が大きな注目を集めてきた。


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また福来スズ子(趣里)の父親が経営する銭湯『はな湯』周りの出演者も豪華な顔ぶれが勢揃い。宇野祥平は「はな湯」の従業員・ゴンベエを演じ、岡部たかしは〝アホのおっちゃん〟という愛称の常連客を熱演していた。

「宇野と岡部といえば、さまざまな作品で名脇役として活躍。岡部は『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系)や『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)をはじめとして、ここ最近のドラマでキーパーソンを演じており、視聴者は〝アホのおっちゃん〟の正体に期待を寄せていました。

ところがスズ子の幼少期編は瞬く間に終わってしまい、2人の活躍は無しに等しい状態。また11月3日に放送された第25話には、上杉祥三が大和礼子(蒼井優)の父親役として出演していましたが、娘の死を悲しみ、憤慨するばかりで活躍は見受けられませんでした」(芸能ライター)

バイプレーヤー殺しの脚本家?

いくら名脇役であっても、ただの脇役で終わらせてしまえば宝の持ち腐れ。特に宇野に至っては〝アホのおっちゃん〟と呼ばれていることくらいしか情報が開示されていない。

名前の由来も明かされず、人物設定も「はな湯」にとって初めて客という情報程度。目立った活躍もなく、モブと化している。この雑な扱いに視聴者も驚き、脚本家に対して《バイプレーヤー殺し》といった評価を下していた。

「役者の無駄遣いとも思えるキャスティングですが、岡部が〝チョイ役〟だったことには理由がある。彼は来年前期に放送される朝ドラ『虎に翼』にて、ヒロインの父親役を演じます。視聴者に顔見せすることで、次回作に繋げるのかもしれません」(同・ライター)

『ブギウギ』で得た経験が活かされるといいのだが。

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