山川穂高、プロ野球史上最悪の移籍に!? 不義理の連続に擁護の声ナシ「とにかく全て手順がおかしい」

(C)Master1305/ Shutterstock 

知人女性へ強制性交した疑いで書類送検された山川穂高が、福岡ソフトバンクホークスに移籍することが正式に決まった。しかし、これに対する野球ファンの不満は、想像を絶するものがある。

山川は3月のWBCで侍ジャパンに選出されたが、5月、知人女性への強制性交容疑で書類送検。8月下旬に不起訴処分が下されたが、当時の所属球団・埼玉西武ライオンズは9月に無期限の出場停止を言いわたした。

【関連】ジャニーズ騒動で唯一得した人物? 西武ライオンズ・山川穂高の容疑が絶妙なタイミングでかき消されて復帰 ほか

そして11月14日、保有していたFA権を行使し、「FA宣言により西武以外の球団の考えを聞いた上で、残留か移籍の判断をさせて頂く」などとコメントを発表。12月19日にソフトバンクへの移籍が正式に発表された。

同日には入団会見も行われたが、第一声は謝罪だった。

山川は「ここまで決断に時間がかかってしまい、申し訳なく思っております」と述べた上で、「一連の私の不祥事によって、ライオンズファン、球団、プロ野球ファンすべての関係者にご迷惑をおかけしましたことをお詫びしたいと思います」と謝罪した。

しかし、ファンはこの謝罪を受け入れなかったようで、厳しい反応が相次いでいる。

プロ野球史上最も歓迎されない移籍?

「球団に泥を塗った上、解雇や永久追放もあり得る中で寛大な措置を下した西武を裏切った心象は悪い。西武の渡辺久信GMは15日、記者取材で山川について『(本人からの連絡は)ないです』と明かし、『どうなのかと思ってしまう』と苦言を呈していました。その後、17日に『(山川)本人から電話がありました』としています。9月に西武から下された無期限謹慎処分も解除されておらず、謹慎の身でありながら水面下で移籍交渉を進めていたことも礼節を欠いているでしょう」(野球ライター)

ソフトバンクの三笠杉彦GMは、入団会見で謹慎について、「ホークス入団で解除されるのか」との質問に「その認識で大丈夫です」と回答。いわば、〝チームが変わったから処分もチャラ〟という、なし崩し的な措置になったと言える。

「規則があるわけではないが、本来なら謹慎が解け、自由の身になって〝みそぎ〟を終えてから移籍交渉に取り掛かるのがスジ。山川のしたことは相当に利己的で、西武ファンの批判も当然でしょう」(同・ライター)

ソフトバンクのファンも彼を歓迎していない。

「山川を受け入れることは、ただでさえチームのイメージに問題がある。本来なら〝西武の山川穂高〟として謝罪するところ、ソフトバンクの選手として入団会見で謝罪してしまっては、ますますイメージは悪い。みそぎを果たさずに移籍し、会見でいきなり謝罪とくれば、こんな状態では歓迎できないとファンが思うのも当然です」(同)

ネット上では、双方のファンから《一番大きな批判を受けそうな進め方をしてしまった》《西武でケジメつけてから入団会見しろよ》《ホークス入団会見で西武時代の謝罪とか煽ってんのか》《とにかく全て手順がおかしい》《これほど古巣・移籍先の双方から否定的な例は後にも先にもなさそう》《ホークスファンだが昨日から嫌な気持ち》などと総スカンを食らっている。

来年の西武×ソフトバンク戦では、西武ファンからのブーイングはもとより、ソフトバンクファンの応援ボイコットが起きるかもしれない。

【あわせて読みたい】