月9『ONE DAY』とはなんだったのか? 佐藤浩市&遠藤憲一がチョイ役…豪華トリプル主演でも低空飛行

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

月9ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(フジテレビ系)が12月18日に最終回を迎えた。放送中の評判は散々で、結局、有終の美を飾ることはできなかった。

「二宮和也、中谷美紀、大沢たかおをトリプル主演に迎え、聖夜の1日を1クールで描く試みで話題を集めました。しかし放送が始まると視聴者からは不評の嵐。世帯視聴率は初回7.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)でスタートし、2話以降は5.5%、5.3%、5.6%、4.8%、4.6%と低空飛行を続けました」(ドラマライター)

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迎えた最終話では、記憶を取り戻した勝呂寺誠司(二宮)は国際犯罪組織と接触。その取引現場をキャスターの倉内桔梗(中谷)がキャッチしようと奮闘し、レストラン「葵亭」のシェフ・立葵時生(大沢)がメインディッシュを振る舞ったりと、同時進行していた3つの物語がクライマックスを迎えた。

しかし大団円で終わったかといわれれば、疑問が残るところ。ドラマには佐藤浩市が謎の男・真礼役として出演していたのだが、拍子抜けするほど見せ場はなかった。

トリプル主演の意味とは…

「真礼は、主演3人の物語に少しずつ登場して『この犬見ていませんか?』と尋ねる役どころ。全話を通して逃げた愛犬を探していたのですが、とってつけたように『葵亭』の〝先代〟だったと明かされただけ。同じシーンを繰り返していたため、《CGで使い回してるんじゃない?》《無駄遣い》などとツッコまれていました。

また、遠藤憲一もチョイ役で出演。10話、11話に登場した国際犯罪組織の紫陽役で登場したが、二宮と対峙したシーン以外の見どころはほぼナシ。こちらも《これでエンケンさんの出番終わり!?》とツッコまれています」(同・ライター)

二宮、中谷、大沢の3人が出演しても、最終話の視聴率は5.3%。キャストで数字が取れる時代は終わったようだ。

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