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1月14日に放送されたアニメ『サザエさん』（フジテレビ系）に登場した「風呂釜」にマニアの注目が集まっている。

この日は『ぼくは一番風呂』の回を放送。カツオが磯野家の裏に住むおじいちゃんから、突然「家の風呂に入って欲しい」と頼まれる。

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どうやら新湯（さらゆ）は年寄りに刺激が強すぎるので、カツオに一番風呂に入って欲しいというのだ。「極楽、極楽」とカツオは喜んで一番風呂に浸かり、湯上がりにメロンをごちそうになるという放送内容だった。

この放送に、SNS上で風呂釜マニアの注目が集まったのだ。

「2011年7月発売の書籍『アニメ サザエさん公式大図鑑 サザエでございま～す！』で、裏のおじいちゃんの家のお風呂には、浴室内にCF式（自然排気式）風呂釜が設置されていると紹介されています。

ところが、屋内設置タイプのCF式風呂釜は現在、新規で取り付けることが禁止されており、屋外設置型への買い換えが進んでいると言われています」（ネットニュース編集者）

裏のおじいちゃんの心配の声

どうやら今回の放送で、おじいちゃんの家の風呂釜に変化があるのか見届けたいマニアが続出したようだ。

「実は2017年4月の『ぼくはお風呂奉行』でも、同じエピソードが放送されています。今回は実際にカツオが風呂に入る様子が描かれており、屋内に設置されたCF式釜が登場したことで、ファンからは《保安点検での指摘を何度も断ってきたであろう裏爺のしぶとさが垣間見れますね》といった声が上がっています」（アニメライター）

放送後、ネット上ではバランス釜との違いを質問する声も上がっており、マニアから「バランス釜は吸気と排気のバランスがとれているので安全面でも優秀です」という回答が寄せられている。

CF式釜は、風が強いと排気が逆流する恐れがあり、過去には風呂に入っていた人が一酸化炭素中毒になる事故があったという。

裏のおじいちゃんが、1日も早く新型の風呂釜に買い換えることを祈ったファンも多かったのではないだろうか。