キングコング西野亮廣が語る、現代の「事務所の圧力」。退所後にテレビに出続ける人と出られなくなる人との違いは?

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が25日、ラジオアプリ『Voicy』を更新。現代の芸能界に事務所による圧力が存在するのでは、との臆測について「そんなリスク、今取る事務所はない」と推測した。

西野は事務所退所後、テレビに出続ける人と出られなくなる人との違いは何か、との問いに答え、3つの理由を挙げた。西野はテレビに出ない選択肢を持つ芸能人もおり、自身もそうだと述べた。また「ごくまれに事務所にねじ込んでもらった人」が事務所退所後「正当なジャッジ」で、テレビに出られる実力がないと判断されている場合もあると分析した。

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西野は、3点目の理由としてテレビ業界による「忖度」を挙げている。「人なんだから多少の忖度はあるよね」と西野氏。ただ「今の時代、さすがに(事務所が)『あいつは使うな』とか言っちゃったら、情報が漏れて大変なことになる」「そんなリスク、今取る事務所ない」と、現代において「事務所の圧力」はほぼないだろうと推察した。

一方で、西野は自分がテレビマンの立場で、タレントが事務所から独立して番組が終わってしまった場合、そのタレントを再び起用するとしても、以前の事務所の所属タレントらに配慮することはあるだろうと答えた。これは「事務所の圧力でもなんでもなくて、順序を重んじた結果」という。「忖度と言われれば忖度だが、そこに悪意はなくて、人と人が仕事をする現場で起こる自然現象」とみた。

参考:YouTubeチャンネル「キンコン西野亮廣のラジオ【Voicy切り抜き】」

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