日経平均株価、ついに史上初の4万円突破も冷ややかな声。泉房穂氏、舛添要一氏、池田信夫氏らがポスト

日経平均株価は3月4日、史上初めて4万円の大台を突破した。めでたいニュースにもかかわらず、X(旧Twitter)では著名人からは冷ややかな声が寄せられている。

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先週末、3万9900円台まで上昇していた日経平均株価は、4日の取引開始直後から半導体関連の銘柄を中心に買い注文が殺到。初めて4万円の大台を突破し、一時、4万300円台をつけ、史上最高値を更新した。なお、日経平均株価は、日本の全上場企業約4,000社から、日本経済新聞社が定めたルールに基づき、日本を代表する上場企業225社で構成されている。

前明石市長で弁護士の泉房穂氏は「一般の国民の生活は、あいもかわらず楽にはならず、負担ばかりが増えていっているのに、株価だけは好調って、これって“どこの国の話?”って感じだ・・・」と実感を持てないと投稿。

前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏は「日経平均株価4万円を突破。しかし、生活はまだ楽になっていない」と言及。

実業家の三崎優太氏は「日経平均が4万円突破って、表面上は景気が良いように見えるけど、裏を返せば円の価値の暴落だよね。実際は賃金下落が21ヶ月も続いて、経済は悪化しまくっている。本来の好景気って、株価が上がることじゃなくて、国民の所得が高いこと。この当たり前を取り戻してほしい」と根底にある問題を取り上げた。

経済学者の池田信夫氏は「日経平均株価なんてまったく経済指標にはならない。日本企業の0.01%の話」とバッサリ。

お笑い芸人のくまだまさしは「史上初、日経平均株価が4万円超になりました。4万円超になったらなんなんだい?僕、株とかぜ〜んぜん分からない。経済も投資もな〜んも分からない」とこのニュースに興味がないとつづり、「僕は人を大爆笑させる事しかできね〜んだ〜」とお笑い芸人らしくまとめた。

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