堀江貴文氏、株価が急騰する楽天の行方を解説「楽天モバイルが撤退戦に入っているかもしれない」三木谷浩史さんの勝算は?

実業家の堀江貴文氏が3月5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。先日発表された楽天の決算発表を受け、買収の可能性や楽天モバイルの今後について解説した。

先日楽天グループの決算発表があり、株価が続伸している。一時は1兆円を切りそうだった時価総額も今や1.7兆円を超え。しかし、財務基盤は厳しいままで、2,500億円程度のドル建ての社債を抱えている一方、主要3行から借りている残高は2023年末で前年比約4割減少。今後の楽天の資金繰りに関して、堀江氏は「数千億規模の社債の償還が迫られているので、財務状況は決して良いとはいえない」と語る。

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楽天モバイルは昨年、つながりやすい周波数であるプラチナバンドを手に入れた。しかし、堀江氏は「(基地局が)KDDIのローミングを前提としてストラクチャーに変わっていて、せっかく手に入れたプラチナバンドの基地局設備にも大した額の投資をしていない」と明かし、「楽天モバイルが撤退戦に入っているかもしれない」と推測した。つまり楽天が「KDDIグループに入る可能性もあるということだ」と語る。

堀江氏は「三木谷(浩史)さんが最後までやり遂げても、途中でバンザイしてKDDIに買収されてもどちらにしても儲かる。Xデーは近いのかもしれない」と述べ、仮に楽天がKDDIグループに入った場合「非常に大きな業界再編になるし、海外展開も含めて盛り上がっていく流れになることは考えられる」と総括した。視聴者からは「本当にKDDIが楽天を買収することになったら凄いことだ」「さらに楽天の株価が上がるかも」など、関心の高さが見られた。

参考:YouTubeチャンネル「堀江貴文 ホリエモン」

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