堀江貴文氏を騙る詐欺広告対策で、Facebookが本物の広告も削除。関連事業の「売り上げが10分の1に」と怒り爆発

実業家の堀江貴文氏が3月8日、自身のYouTubeチャンネルを更新。自身の名前を騙った詐欺広告が横行していることへの対策を巡り、Meta社に怒りをあらわにした。

Meta社のプラットフォームFacebookとかInstagramを中心として、堀江氏の名前を騙る詐欺広告に騙された人が多数発生している。堀江氏によると、このような広告が1年以上前から出回っており、被害が続いていたとのこと。

堀江氏はMeta社に通報していたものの、対応が改善されることはなく放置されていたという。さらに堀江氏が直接的な金銭被害を受けていないため、警察への被害届も難しく、解決の糸口が見えない状況に苦悩していた。

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中には堀江氏に「(詐欺広告に対し)これは本当に堀江さんの広告ですか?」「うちの母が騙されました」といった報告をする人もいるそうだが、堀江氏は「俺は警察じゃねえんだよ。俺に言ったって何も解決しない」と困惑した表情を浮かべた。

そして「これははっきり言って日本の警察の不手際はですよ」「無駄なことをやらずに本当の詐欺に引っかかるかわいそうな人たちを救えよって僕は思うんですけど」と語った。詐欺広告問題がテレビ報道などで世間の注目が集まったことで、Meta社がようやく動き出したが、堀江氏は「時すでに遅し」と強く批判している。

さらに、Meta社は詐欺広告対策の一環として、堀江氏の本物の広告まで削除しているという。これにより、堀江氏の関連事業の売り上げが10分の1にまで減少しているとのこと。「お前マジでさ、何なの。俺泣きっ面に蜂じゃん」と嘆いた。

堀江氏は「実際のところこれを日本政府及び警察、検察が放置してるのは本当良くないことだと思います」と語り、「詐欺の親玉みたいなもの中国とかにいたりとかして摘発できねえのかもしんねえけど、なんとかしろよって思いました」と締めた。

これに対して視聴者からは「本物のほうを消しにかかるとかとんでもない会社ですね」「Meta社仕事がずさんすぎるし、モラルも低い。 ほんと何やってんの」といったコメントが寄せられている。

参考:YouTube チャンネル『堀江貴文 ホリエモン』

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