高額転売は「買う側も同様に敵視します」。打首獄門同好会の糾弾にファンからは賞賛の声

2024年で結成20周年を迎える日本のロックバンド・打首獄門同好会が5月8日、Xでチケットの高額転売について言及した。

人気アーティストのライブチケットなどが、悪質な“転売ヤー”によって当たり前のように高額転売される昨今。打首獄門同好会はXの公式アカウントを更新し、「以前も明言したことがある話ですが、自分はチケットやグッズの高額転売については、売る側はもちろんですが“買う側”も同様に敵視します。そこに“愛ゆえの行動だから”と甘えた言い訳は一切許容しません。“買うのも同罪”とハッキリ申し上げます」と、チケットを転売で購入するファンについても厳しく糾弾。

続けて「買う人間が現れれば、転売する人間が得をします。得をすると学べば、(転売する人間は)ますますその市場に入り込んできます」「まず真っ当に購入したい人にとっての障害がますます増えます。一方、チケット転売がエスカレートすればチケット会社も対策を余儀なくされ、システム構築や対応する人員・労力のため費用を割くことになります。チケット会社の必要経費が増えれば、チケットの手数料値上げに結びつきます」と、転売による弊害を順序立てて説明。

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さらに、「高額転売品の購入にいくらかかったとしても、アーティストや運営側にとってはひとつも余分な利益にはなりません。いくら(高値)で転売されようが、それはグッズ1アイテムなりチケット1枚の正規の利益と変わりません。その上で転売対策をしようと労力を割けば、利益どころか不利益でしかありません」と、高額なチケット代金はアーティストへの“愛”にはならないと私見を述べた。

この投稿には、「これ、全てのアーティストが同意するのではないでしょうか!」「会長ありがとうございます!!!激しく激しく同意です!」「きちんとその姿勢を示して頂きファンで良かったとあらためて思います」と、称賛のコメントが多く寄せられていた。

参考:打首獄門同好会X

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