『エルデンリング』ブライヴの元ネタはガッツ? ひそかな『ベルセルク』オマージュの数々

『エルデンリング』ブライヴの元ネタはガッツ? ひそかな『ベルセルク』オマージュの数々

『エルデンリング』ブライヴの元ネタはガッツ? ひそかな『ベルセルク』オマージュの数々 (C)PIXTA

今年2月に発売され、早くも「GOTY確実」とまで評価されている『エルデンリング』。壮大なダークファンタジーの世界観も魅力の1つだが、ネット上では未完の名作漫画『ベルセルク』からの影響を指摘する声も上がっている。

より「ドラゴン殺し」っぽくなったグレソ

結論からいえば、以前から『フロム・ソフトウェア』のゲームが「ベルセルク」をオマージュしてきたことは事実。たとえば2015年に行われた『E3』では、ディレクターの宮崎英高氏が『DARK SOULS III』の特大剣・グレートソードのアクションについて、「ベルセルク」の主人公・ガッツをイメージしたものだと明かしていた。

そして最新作「エルデンリング」では、「ベルセルク」のオマージュと思われる箇所が、さらに多く盛り込まれている様子。今作にも「特大剣」のカテゴリーでグレートソードが実装されているのだが、過去シリーズよりも刀身が太く無骨になっており、よりガッツの武器である「ドラゴン殺し(ころし)」に近づいている。

また、ブライヴという重要キャラクターは、見た目がかなりガッツにそっくり。彼が持っているのは「王家のグレートソード」というユニーク武器なので、おそらく意図的なオマージュだろう。特定の条件を満たすとブライヴの防具が手に入るのだが、それを身に付けるとガッツの“なりきりプレイ”を楽しめるようだ。

剣の墓は「ベルセルク」への追悼?

また、ヒロイン的なポジションで登場するラニというキャラクターは、いかにも魔女っ子めいたデザイン。ブライヴ(ガッツ)との関連性が強いこともあり、「ベルセルク」のシールケを連想する人は少なくない。

その他、開発スタッフによる隠されたメッセージと推測されているのが、無数の剣と共に特大剣が地面に突き刺さっている“剣の墓”のようなオブジェクト。「ベルセルク」でも同じような光景が描かれており、ファンの間では一種の“追悼”とも捉えられている。

「ベルセルク」の作者である三浦建太郎さんは、昨年5月に死去。多くの作品に影響を与えた「ベルセルク」も未完のままとなってしまい、多くのファンから悲しみの声が上がっていた。そのためネット上では、「ベルセルクの作者が亡くなったからリスペクトを込めてグレートソードの墓石を作った」と考察されているのだ。

中にはこじつけのようなイースターエッグを指摘するプレイヤーもいるが、「ベルセルク」が大好きな「フロム・ソフトウェア」のことなので、影響がゼロということもないだろう。まだ「ベルセルク」を読んだことのない“褪せ人”は、一度作品に触れてみるとより深く世界観にのめり込めるかもしれない。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

Khosro / PIXTA

【あわせて読みたい】