アニメ『SPY×FAMILY』第1話テンポの早さに不満の声「駆け足感がエグい」

アニメ『SPY×FAMILY』第1話テンポの早さに不満の声「駆け足感がエグい」

『SPY×FAMILY』9巻(遠藤達哉/集英社)

『少年ジャンプ+』で連載中の大人気スパイ漫画を原作としたアニメ『SPY×FAMILY』(テレビ東京ほか)が、4月9日から放送スタート。ファンお待ちかねのアニメ化となったが、絶賛の声だけでなく、作品の“テンポ”に対する批判も目立っている。

※アニメ『SPY×FAMILY』の内容に触れています

同作は冷戦状態にある東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)を舞台に、凄腕スパイ・黄昏が“極秘任務”を遂行していく物語。第1話『オペレーション〈梟〉』では、東国の国家統一党総裁であるドノバン・デズモンドの動向を探るため、“家族”を作るように命じられる。

その目的は、デズモンドの息子がいる名門校に子どもを通わせて懇親会へ潜入すること。そして黄昏は精神科医のロイド・フォージャーに扮し、孤児院にて少女・アーニャを引き取る。しかし彼女には、“超能力者”という秘密があった──。

同作は「ジャンプ+」で絶大なる人気を誇る作品。第1話から大反響を呼んでおり、放送当日のツイッターでは作品名がトレンド入り。《終始めちゃくちゃ楽しみました!》《早く次が観たいです!》《ロイドかっこいいし、アーニャが予想以上にかわいかった》などと、絶賛の声が相次いでいる。

第1話のテンポが速すぎる?

その一方、アニメの“スピード感”に不満を抱く視聴者もいるようだ。今回の第1話では、作品の大まかな設定からロイドとアーニャの出会い、突如勃発した事件、そして名門校への入学までを描いている。これは原作の第1話で描かれている内容ではあるが、30分アニメではボリュームが多すぎたようで、ロイドとアーニャの会話が節々で端折られていた。

導入の部分をもっとじっくり描いてほしかったという人々からは、《テンポ速すぎないか? 駆け足感がエグいし、面白さが伝わってるか心配になる》《設定が面白いから個人的には、もっとじっくり世界観作って欲しい。でもアーニャにフォーカス当ててハイテンポで見せる方向なんだろうな…》《気になる点としては、ちょっとテンポが早い》といった指摘が続出している。

しかし昨今のTVアニメは、基本的に序盤で切られることが多いのも事実。中途半端な部分で次回に回すより、1話で原作の盛り上がるところまで詰め込んだ可能性もあるだろう。

なにより同作は、登場人物たちの出会いを始めとした導入部分よりも、偽りの家族が“絆”を育む部分が見どころ。序盤は少しくらいテンポが早めでも、中盤の盛り上がりをカットされるよりはマシかもしれない。

文=大獄貴司
写真=まいじつエンタ
■『SPY×FAMILY』9巻(遠藤達哉/集英社)

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