『ジャンプ』看板作品の“休載”で大ピンチ!?「来週はワンピも呪術も無いから読まない」

『ジャンプ』看板作品の“休載”で大ピンチ!?「来週はワンピも呪術も無いから読まない」

『ジャンプ』看板作品の“休載”で大ピンチ!?「来週はワンピも呪術も無いから読まない」 (C)PIXTA

6月21日発売の『週刊少年ジャンプ』29号が、「ヤバイ」と漫画ファンの間で話題になっている。

先日発表があった通り、『呪術廻戦』は作者・芥見下々の体調不良によって、29号から一カ月ほど休載に。さらに29号は、尾田栄一郎の『ONE PIECE』も休載になることが「ジャンプ」28号で発表された。ちなみに、冨樫義博の『HUNTER×HUNTER』も連載再開のニュースは届いていない。

「ジャンプ」が誇る看板作品の休載に、読者からは《来週のジャンプ呪術廻戦もワンピースもないって絶望やな》《来週からジャンプへのモチベ一気に下がるわ~》《来週のジャンプ呪術をワンピが休載なの致命傷では。ヒロアカにすべての負担を押し付けるな》《来週はワンピースも呪術も無いからジャンプ読まない》《来週のジャンプ、呪術もワンピースも休載って…。もしかすると買わないかも》《来週から暫く呪術ないし、ジャンプ180円位にしてくれ》《来週のジャンプ買うやついんの? ワンピース、呪術廻戦が休載だぞ》《呪術復帰するまで来週からジャンプは買わなくていいか、他に読むもん無いしなぁ》といったガッカリ声があがっている。

『呪術廻戦』の休載発表に称賛の声

『呪術』休載の発表があった時は、同じ漫画家たちからの反響が相次いだ。『ラブひな』『魔法先生ネギま!』などでお馴染みの赤松健はツイッターで《ジャンプは、マガジンやサンデーのように水着グラビア表紙が無い分漫画家の仕事が多い。またマガジンはかなり昔から定期休載制があったが、ジャンプでは「休むのは許されない」みたいな雰囲気があって、今回のように編集部の方から「まとまった休載」を提案した、というのは素晴らしいことだ》と〝作家ファースト〟な編集部の姿勢を称賛している。

また、『重版出来!』の作者・松田奈緒子は《自分の初連載の時、あまりにしんどくて「1回休載させてください、そうでないとひどいものを描いてしまいます。」と担当さんにお願いしたら「1回休んでいいものを描くより2回目続けて駄作を描いてください。」って言われた思い出。なんという世界にいるのだろう…と思ったけど、幸運にもその2カ月後に雑誌リニューアルで1回休めて命拾いした。今はしっかり年一はお休みいただいてます。そしてその編集さんは今は漫画雑誌にはおられないのでみなさん安心してな。休んで》とつづっていた。

また「ジャンプ」作家からも激励が。『究極!! 変態仮面』の作者・あんど慶周は、《時代の流れか。「今週原稿落としたら600万部×190円=11億4000万円を君保証できるか?」て担当に言われた事あったな》と暴露。『花さか天使テンテンくん』の作者・小栗かずまたは《呪術廻戦が暫く休載との事。ファンとしては残念ですが、しっかり休んでほしいです。週刊で高いクオリティの漫画を描くというのはやはり無理がある。僕は初めて休みを貰えたのは連載3年目でした。途中病みそうでした。昔の漫画家さんは凄いけど、短命な方も多いです。健康あってこその創作だと思います》とつづった。

最近は「ワンピ」も休載が多く、文句を垂れる漫画ファンも多かった。奇しくも『ベルセルク』の作者・三浦建太郎さんが亡くなり、同作が未完の大作になったばかり。しかし、これまでの〝読者ファースト〟な考えは古い価値観になり、作家ファーストな時代の到来を予感させているのが現状だ。

現在の「ジャンプ」は「ワンピ」「呪術」以外に、『僕のヒーローアカデミア』『Dr.STONE』など、面白い作品が多数あり、週刊漫画雑誌としては、かなりのクオリティーを保ち続けている。

「ジャンプ」編集部の英断を無視し、自分の利己的なことしか考えない漫画読みは、漫画好きとは言えないだろう。

文=「まいじつエンタ」編集部

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Kostiantyn Postumitenko / PIXTA

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