“プラモ転売問題”で再び炎上騒動! モデラーの煽りツイートが入れ食い状態に

“プラモ転売問題”で再び炎上騒動! モデラーの煽りツイートが入れ食い状態に

“プラモ転売問題”で再び炎上騒動! モデラーの煽りツイートが入れ食い状態に (C)PIXTA

コロナ禍で未曽有の『プラモデル』ブームが起きる一方、最近世間を騒がせているのが転売問題だ。ハイエナのごとく人気商品に群がり、全てを買い占めていく「転売ヤー」が散々批判の対象になっているが、この問題にまた1人勇気あるチャレンジャーが参戦したらしい。

物議を醸しているのは、9月6日にとあるモデラーがツイートした内容だった。彼は総合ホビー情報誌『月刊ホビージャパン』のお抱えモデラーとして活動しているようなのだが、プラモデルの購入者に〝努力〟をうながしたことで反感を買ってしまった。

具体的なツイートの内容は、《ネット購入は瞬殺だったり転売ヤーに吊り上げられたりありますが 頑張って努力すれば買えない訳じゃない》といったもの。またプラモデルを購入しにくい地方の人間に配慮しつつ、「日ごろの付き合い」が重要だと主張した。彼によると、《色んな所にアンテナはって、普段から人とのお付き合いを大切にしてると助けてもらえる事多々 感謝感謝です♪》とのことだ。

一連のツイートは転売を肯定するものではなく、プラモデルを入手するためのアドバイスを説いたものに過ぎない。しかし、そもそも転売ヤーがはびこっていなければ、購入者が努力する必要がないというのも事実だろう。彼のスタンスに反発するプラモデル愛好者たちは、《それ業界としては新規ファンは確実に増えないから先細りするしかないのでは》《ほんと転売厨って図ったかのように全員努力って言葉使うよな》《買うために努力ってほんま意味分からん》《転売なきゃ努力もいらんけど。何こいつ》と噛みついている。

あまりに批判的な声が多かったためか、投稿者は該当のツイートを削除。しかし彼の投じた意見はネット上で広く拡散され、激しい議論を巻き起こしている。

自ら火の海に飛び込んでいくホビー関係者

ツイートの投稿者が炎上する中、彼の意見について《転売を容認してるわけじゃない》《別に燃える要素なくね? 自分はこういう努力してるから買えてるってノウハウ教えてくれてるだけやん》などと擁護する人も。しかし彼のスタンスに迂闊な点があったことは否定できないだろう。

というのも、彼のクライアントに当たる「ホビージャパン」は、つい最近も転売論争で大炎上したばかり。プラモデルを扱う雑誌でありながら、同誌の編集者が《転売を憎んでいる人たちは、買えなかった欲しいキットが高く売られてるのが面白くないだけだよね?》《頑張って買った人からマージン払って買うのって、普通なのでは》などとツイート。また転売を肯定するような書き込みを行っていたとも言われており、「ホビージャパン」の不買運動に発展しかけるほどの騒ぎとなった。

7月25日には、「ホビージャパン」公式サイトが謝罪文を掲載。「ホビーに携わる人間としてあってはならないもの」として、件の編集者の過ちに言及した。さらに編集者は退職処分となり、編集長や副編集長が降格するなど、大きな余波をもたらしている。

そんな騒動の直後に、「ホビージャパン」関係者が転売に言及するのは極めてリスキーだ。さらに雑誌のイメージだけでなく、ホビー業界の体質について偏見を持たれてしまう恐れもある。

関係者の口から「プラモデルを買えないのはその人の努力が足りない」といった発言が相次ぐのは、あまりにも不可解なこと。炎上の聖火リレーはいつ途絶えるのだろうか…。

文=大上賢一

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