『格付け』ルール無視の“茶番”に「一気に冷めた」今週のテレビ事件簿ランキング

浜田雅功 

浜田雅功 (C)まいじつ 

今週もさまざまなバラエティ番組やCMが話題となったテレビ業界。旬の話題をお届けする『まいじつ』の読者に、今週もっとも注目された、バラエティ番組やCMのランキングと記事をご紹介します(1/6配信まで、独自ポイントで集計)。

1位 芸能人格付けチェック : 『格付け』ルール無視の“茶番”に「一気に冷めた」「視聴者を馬鹿にしている」 798pt.

『格付け』ルール無視の“茶番”に「一気に冷めた」「視聴者を馬鹿にしている」

2位 紅白歌合戦 : お茶の間凍る!『紅白』でコンドーム巻き付け…史上最大のハプニングとは? 139pt.

お茶の間凍る!『紅白』でコンドーム巻き付け…史上最大のハプニングとは?

3位 日本レコード大賞 : 『レコ大』MISIAにイチャモン!?「納得いかん」「大賞よりも…」 39pt.

『レコ大』MISIAにイチャモン!?「納得いかん」「大賞よりも…」

4位 ジョブチューン : 『ジョブチューン』審査員が大炎上! アンチ噴出で誹謗中傷の嵐… 15pt.

『ジョブチューン』審査員が大炎上! アンチ噴出で誹謗中傷の嵐…

5位 とんねるずのスポーツ王は俺だ!! : とんねるず『スポーツ王』は今年で終わり?“不仲説”より重大な裏事情 9pt.

とんねるず『スポーツ王』は今年で終わり?“不仲説”より重大な裏事情

『紅白』でコンドーム巻き付け…

今週もっとも衝撃的だったのは、1月1日放送の『芸能人格付けチェック! 2022お正月スペシャル』(テレビ朝日系)にまつわる話題。番組のルールが崩壊する一幕があり、視聴者から非難の声が上がりました。

出演者たちはいつものように問題をこなしていったのですが、第5問目でハプニングが発生。「チーム アイドルと芸人」と「チーム 柔道 金メダリスト」が、この時点で〝映す価値なし〟までランクダウンし、最終の第6問目を受けられない事態になったのです。

ここで救済措置として、「チーム アイドルと芸人」の『見取り図』の2人がMCの『ダウンタウン』浜田雅功に土下座することで1つランクアップし、なんとか最後の問題を受けられることに。すると、この時点で〝二流〟にまで沈んでいた「チーム 女優」「チーム 日本のHIROMI」「チーム 愛しい嘘」の3チームも土下座をすることでのランクアップを懇願。6人それぞれが土下座してランクアップしてもらい、最終問題に正解することで一流に返り咲く権利が与えられたのでした。

しかし、この救済措置には否定的な声が殺到。伝統ある番組とあって、ルールを守らないことにファンからは

《土下座でランクアップって…それは駄目ですよ…早々に映らなくなった人の救済措置としてなら百歩譲ってまだ分かるんですけど…二流の人が土下座したら普通にランクアップって、それもうルール無用じゃないですか…》
《土下座したらランクUPするとかクソルールやな ただでさえマンネリ化してる中で『外しても大丈夫』って雰囲気が生まれるのはクソやろ》
《格付けの土下座で一気に冷めた感が…》
《土下座したら元に戻れるって最早ルール無視の何でもありってこと? 格付けももう終わりやな》
《下がったら上がれないルールだった時と今とでは最終結果の重みは全く違って来るね》
《ルール無視は視聴者を馬鹿にしていると思う。紅白歌合戦もそうだが、守るべき一線を越えると、陳腐な茶番に成り下がる》
《土下座笑ったけどルール変えてしまったら格付けチェックっていうゲームとして成り立たないよねぇ…》

など批判の声が相次ぎました。

続いては、毎年大みそか恒例の『NHK紅白歌合戦』での放送事故について。長時間の生放送ということから、ハプニングが起こる率も高い上、意図的に事件を起こす人も…。

1992年の第43回大会に初出場した本木雅弘は、井上陽水の楽曲『東へ西へ』のカバーを披露。しかし本木は、首の周りにコンドームに白い液体を入れたようなものをいくつも巻き付けるというトンデモ衣装で登場し、視聴者を騒然とさせたのです。

これについて本木は2018年の『ほぼ日刊イトイ新聞』で、「当時は、ああいう身投げ行為みたいな感じ…何て言ったらいいのか、『もう二度と呼ばれることもないだろうから、変わったことやって帰ろうぜ』って」と回想。インタビュー内では自らはっきりと「コンドーム」であることを明言していることから、話題性を狙った演出だったと言えるでしょう。

果たして、来週はどんな事件が起こるのでしょうか。

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