人生を狂わせる運命の出会い…かわいい「“男の娘”が登場する作品」3選

人生を狂わせる運命の出会い…かわいい「“男の娘”が登場する作品」3選

人生を狂わせる運命の出会い…かわいい「“男の娘”が登場する作品」3選 (C)PIXTA

かわいらしい少女のような見た目でありながら、中身は少年。そんな“男の娘”の魅力には、筆舌に尽くしがたいものがある。今回は、すでに男の娘が好きな人や、これから好きになるであろう人に向けて、オススメの「男の娘コンテンツ」を紹介していこう。

魔性の魅力…レジェンド入りした男の娘たち

<その1>『バカとテストと召喚獣』
まず外せないのが、2010年から放送されたTVアニメ『バカとテストと召喚獣』通称「バカテス」。人気ライトノベルを原作としており、進級テストをテーマとした異色のストーリー。“バカ代表”である主人公を中心として、騒々しい学園ラブコメが繰り広げられていく。

そんな同作において、ヒロインの1人なのではないかと囁かれているのが、木下秀吉クン。主人公と同じ「文月学園高等部」2年Fクラスに所属する生徒で、男子の制服に身を包んでいる。また一人称は「ワシ」であり、れっきとした男性であることは間違いない。

しかし小柄で華奢な体格や、可憐な容姿から「稀代の美少女」と評判。主人公に想いを寄せるヒロインたちから、最強のライバルとして警戒されるほどの魅力だ。

なにより同作が素晴らしかったのは、「女の子かと思ったらかわいい男の子だった」というテンプレ的なパターンではないこと。最初から“かわいい男の子”として存在を認められており、画期的な設定だった。このキャラクターでハッキリと男の娘に目覚めた人も少なくないだろう。

<その2>『GUILTY GEAR』
本格的に多くの人々の性癖を歪ませた決定打として、やはり格闘ゲーム『GUILTY GEAR』シリーズを挙げざるを得ない。同作に登場するブリジットちゃんは、レジェンド的な人気を誇るキャラクターだ。

金髪碧眼のビジュアルから、一見するとかわいらしい女の子にしか見えないのだが、れっきとした男の娘。青と白を基調としたタイトなワンピースに、同系色のシスター風の帽子、そして超ミニ丈のスパッツ…。ガードが固いのか緩いのか分からない、まさしく魔性のキャラクターだと言える。

そのビジュアルとは裏腹に、生い立ちはなかなかシビア。故郷で不吉とされている男の双子で生まれたため、行く末を案じた両親によって、女の子として育てられたという。天然っぽい一面もあるため、保護欲をかき立てられる人も多いはず。

ちなみに初期には一部の対戦キャラクターの発言によってのみ、性別が示されていた。運悪く、女の子と信じて疑わないまま応援し続けた人もいたかもしれない。

スポ根アニメの男の娘も

<その3>『バトルアスリーテス大運動会』
『バトルアスリーテス大運動会』といえば、1990年代に熱狂的な人気を博した伝説のアニメ。同作にも男の娘が登場していたことをご存じだろうか。

年に一度、世界最高のアスリートを決めるために開催される宇宙規模のスポーツ大会「大運動会」。その最優秀選手の称号「宇宙撫子(コスモビューティー)」を得るため、少女たちが熾烈な戦いを繰り広げる…。

SF×スポ根という少年心をくすぐるテーマでありながら、登場するのはタイトな運動着の美少女だらけ。主人公・神崎あかりは女子校の女子寮に通っているため、男性が挟まる隙はないように見えるのだが、ルームメイトであるアンナ・レスピーギちゃんが男の娘に該当する。

小柄で黒髪ボブの彼女は、心優しき美少女として主人公を支える存在。しかしOVA版にて、女として育てられた少年であり、男性の身体を持ちながらも女性と自認していた…という設定が明かされた。

メディアミックス作品なので、アンナの抱える秘密は登場作品によって変わる。男の娘とされるのはこのOVA版だけなので、ファンの間では評価が分かれるところだ。しかし魅力的であることは確かなので、男の娘好きの人はぜひチェックしてみてほしい。

以上、心をときめかす3人の男の娘を紹介した。昔は戸惑いと共に受け入れられていたが、今では広く認められている人気ジャンルの1つ。かわいいものにかわいいと言うことは当然なので、なにも気にせず愛でようではないか。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

Benzoix / PIXTA