ライブアライブの次はクロノ・トリガー? 今こそ「HD-2DでリメイクすべきRPG」3選

ライブアライブの次はクロノ・トリガー? 今こそ「HD-2DでリメイクすべきRPG」3選

ライブアライブの次はクロノ・トリガー? 今こそ「HD-2DでリメイクすべきRPG」3選 (C)PIXTA

『OCTOPATH TRAVELER』(オクトパストラベラー)のヒットをきっかけとして、注目を集める「HD-2D」。ドット絵の進化系とも言える技術で、『スクウェア・エニックス』の名作RPG『ライブアライブ』のリメイクにも使用されるという。そこで今回は、「今こそHD-2Dでリメイクすべきゲーム」を考察してみよう。

今でも愛されている伝説のRPG

<その1>『クロノ・トリガー』
『クロノ・トリガー』は、1995年に発売されたスーファミ向けのロールプレイングゲーム。「中世」「未来」「古代」などの異なる時代を行き来しながら、地球外生命体ラヴォスによって滅ぼされる未来を防ぐ…という壮大なストーリーだ。

圧倒的な知名度と人気を誇る同作だが、ゲームアーカイブスで遊べるのは『PS3』まで。一応移植版はあるものの、リメイクされていないため、この機会にHD-2Dバージョンが出ればファンたちは大興奮することだろう。

オリジナルのドット絵が非常に美しいため、HD-2Dを活かすにはうってつけ。また、ラスボスを倒す時代によってエンディングが変化するため、たとえば時代を増やしてエンディングやイベントを増やすなど、リメイクのやりようはいくらでもある。

実際にネット上のファンからは、《時代を1個増やしてそこに闘技場やカジノ設置するだけでもいい》《現代とラヴォスの日の間とか原始と古代の間とか古代と中世の間とかほしいね》といった要望が上がっていた。

原石に溢れていた昔のスクウェア作品

<その2>『ロマンシング サ・ガ1~3』
「ロマンシング サ・ガ1~3」は1992年~1995年にかけて発売されたスーファミのロールプレイングゲーム。選択肢や行動によって展開が変わるフリーシナリオや、戦闘中の技などが高く評価されている名作だ。

『ロマンシング サ・ガ』には『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』という『PS2』で発売されたリメイク作品があるが、他作品にリメイクはない。だからこそ、今度はHD-2Dで他ナンバリングも含めてリメイクしてほしいと考えるユーザーは多いようだ。

ネット上では《ロマサガ1をHD-2Dでやりたい。ミンストレルソングとは違うリメイクで》《ロマサガ1こそHD-2Dしてほしいわ》《HD-2Dほんとすき。これでどんどんリメイク作増やしてほしい。ロマサガ2、3もこれでお願いします。》といった声が上がっている。

<その3>『バハムート ラグーン』
未だにコアなファンが多いのが、1996年に発売された「バハムート ラグーン」。空に浮かぶ世界「オレルス」を舞台に、戦竜隊の隊長ビュウが「グランベロス帝国」に立ち向かっていくシミュレーションロールプレイングゲームだ。

主人公から別の男に心変わりする性悪ヒロインなど、何かとキャラクターの個性や人間関係にクセのある迷作。スーファミ後期に出された作品のため、ドット絵がきれいで描かれるドラゴンたちは今見ても美しい。

シナリオや音楽は高く評価されているので、問題はシステムの不具合やゲームバランスの悪さだけ。上手くリメイクすれば、真の名作に生まれ変わるだろう。

幼少期からゲームに慣れ親しんできた人にとって、ドット絵というのはなぜか特別な思い入れのあるもの。「ライブアライブ」に続いて、HD-2Dによるリメイクが発表されることを心から願いたい。

文=「まいじつエンタ」編集部

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