宮沢りえ　画／彩賀ゆう （C）まいじつ　

3月13日、俳優・西島秀俊が主演を務める2クール連続ドラマ『真犯人フラグ』（日本テレビ系）の第20話・最終回が放送された。あまりに大事なシーンが、動画配信サービス『Hulu』限定で補完され、ネット上で批判の声が上がっている。

同作の主人公は、運送会社課長・相良凌介（西島）。愛する家族のため一軒家を建てているマイホームパパだったが、妻の真帆（宮沢りえ）と子どもたちが突然消えてしまう。取り合ってくれない警察に落胆し、学生時代からの友人で週刊誌の編集長・河村俊夫（田中哲司）に相談し、失踪事件を記事化してもらうことに。最初は同情が集まったのだが、ある時に一変。「旦那が殺したんじゃないの？」と〝真犯人フラグ〟を立てられてしまうのだった…。

最終回では、事件の黒幕が河村と判明。学生時代から真帆を好きだったことと、凌介への愛情と嫉妬心など、さまざまなことが絡み合って、今回の事件を起こしたと明かされた。

「最終回で真帆は河村に殺されていたことが判明しましたが、視聴者から悲しみの声はあまり上がっていません。というのも、真帆は同窓会で元後輩の林（深水元基）と不倫しており、その時にできた子が、息子・篤斗（小林優仁）だという説があるのです。真帆は家族愛を河村に主張していたのですが、ネット上では《真帆は無自覚に人の人生壊してたし、まあ自業自得だよなー》《真帆が結局自業自得過ぎて感情無》《河村さんもやばいけど真帆が自業自得過ぎて全然響かん》といった声があがっています」（芸能記者）

不倫は事故だったという擁護も…

しかし、最終回放送後に配信された「Hulu」限定ストーリーでは、真帆の不倫に関して新事実が。真帆は自ら不倫をしたのではなく、ホテルの部屋の空気清浄機に強い酒を仕込まれ、酩酊状態になったところで林から襲われたようなのだ。

ホテルについていく時点でアウトだという声も多いが、まだ弁明の余地があるとして、

《真帆ちゃんが不倫ではないみたいなツイートを見て「それを地上波でやらんと真帆ちゃんただのしたたか女で終わるから！」っていうのが率直な感想、なんでそんな重要な描写をHuluでやるかねえ》
《Hulu見ないと真帆は襲われたって事実知らない。そこは地上波できちんやるべきだったね》
《Huluでは真帆さんは浮気では無く、被害者である事と林のクズさがより描かれているみたいだけど、地上波で流さなかったのは性被害にあった方々への配慮なのか》
《真帆が性被害に遭った手口が地上波では流せなかったのだろうか？ でもここはキャラクターの受け取り方とストーリーの印象が大きく変わるから次回作あればHulu頼りじゃなくて改善して欲しい》
《地上波でやらないのは、制作側にどのような意図があるのか？ TVだけ見てる私達にとって真帆はしたたかで嫌な女だよ》

といった声があがっている。

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