6月30日発売予定の『モンスターハンターライズ:サンブレイク』に関する新情報が明らかとなり、大きな話題に。新登場した受付嬢・チッチェがお馴染みの“残念クオリティー”だったようで、ハンターの間で落胆の声が上がっている。
メガネ×少女は人気要素だが…
「サンブレイク」は、昨年3月に発売されたニンテンドースイッチ・PC向けゲーム『モンスターハンターライズ』の大型拡張コンテンツ。新拠点となる港町「エルガド」で、新たな仲間との狩猟が解禁されるようだ。
そこでプレイヤーたちの興味を集めたのは、「エルガド」の受付嬢・チッチェ。少女のような低い頭身で、丸眼鏡とライトブラウンのショートヘアがチャームポイント。公式のプロモーション映像では、高貴な身分であることをニオわせるシーンもあった。
【映像公開】
6月30日(木)発売予定『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のプロモーション映像を公開!
脅威となる3体の新モンスター「王域三公」や、より軽快に進化したアクションに迫る! https://t.co/kFdoCR6QJ1#モンハンライズ #MHサンブレイク pic.twitter.com/iEelRjoOhI— モンスターハンターライズ:サンブレイク公式 (@MH_Rise_JP) March 15, 2022
はやくも「かわいい」とはしゃぐファンがいる一方、そのビジュアルに乗り切れない人も一定数いる様子。《サンブレイクの受付嬢かわいくない…》《絶妙なイモさ加減》《オタサーの姫って感じ》《カプコンは毎年残念ブス選手権でも開催してんのか》《不人気眼鏡のテンプレを詰め込んでるな》など、厳しめの意見を集めていた。
絶妙なラインを攻めるのが伝統?
「モンハン」シリーズにおいて、受付を担当するのは、いつも女性というのが鉄則。しかもそこにはカプコンならではの美学があるようで、新作が発表される度に賛否両論を呼んできた。とくに顕著だったのは、2018年に発売された『モンスターハンター:ワールド』だ。
「ワールド」の受付嬢は、髷のように束ねた髪と、垢ぬけない目鼻立ちにそばかすという外見。さらに厚かましい態度やトラブルメーカーな性格も仇となり、ひときわひんしゅくを買ってしまった。ちなみにファンの間では、イビルジョーに由来する「ウケツケジョー」の蔑称がまかり通っている。
ただ、問題は必ずしも外見だけではなく、本編での立ち振る舞いも評価に大きく関わってくるようだ。
実際、「サンブレイク」のベースである「ライズ」の受付嬢・ヒノエとミノトも、ぱっつん前髪と細目の組み合わせが受けず、発売前は低評価だった。しかし、本編では“百合”を思わせるほどの姉妹愛が描かれることに。それが功を奏したのか、発売後には手のひらを返すファンが続出している。
チッチェもヒノエとミノトのように、発売後にイメージを挽回してくれることを願おう。
文=野木
【画像】
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