外国人タレントが涙…『イッテQ』スタッフに批判「嫌な気持ちになる」

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6月12日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、アメリカ人の芸人が現地でロケ企画に臨んだ。しかし、一部の視聴者はスタッフの態度を見て「かわいそう」と芸人を気遣っている。

日本でお笑い芸人として活動するギャビンが、母国アメリカに帰国するお試し企画を放送した。

ロサンゼルスで仕事の量がいまいち増えず、「ホントに金ないです」と嘆いたギャビンにスタッフは、予算100万円で「アメリカのあれこれ」を写真に収めるミッションを課した。

100万円のうち、移動費・宿泊費などを差し引いた額をギャビンに与えるというが、スタッフいわく日本からの飛行機代ですでに35万円を費やしているとし、残り65万円で撮影に出かけた。

日記に「スタッフが笑わなくなった」

ギャビンは度々スタッフにイジられながら、途中で幼なじみと合流。車を借りてテキサスに移動し、コウモリの大群が訪れる橋を撮影することになった。

移動前、ギャビンはロケをしながら笑いを取ろうとしたものの、スタッフは苦笑い。これを見て幼なじみはギャビンのギャグがウケていると勘違いしていた。日本語が通じない幼なじみを横目に、スタッフはギャビンに「心痛まないの?」と疑問を投げかけた。

テキサスではコウモリを待つ間、ギャビンが涙を流した。この日のギャビンの日記には幼なじみとお別れして一人になり、幼なじみがいたときと比べて「スタッフが笑わなくなった」と書かれていた。

ギャビンらはコウモリを待ったものの、大群どころか1匹も見当たらず。ギャビンが通訳をかねて専門家に聞いたところ、この時期はコウモリの産卵期に当たり、コウモリを見ることはできないとのこと。1カ月間待たなければならないと聞かされ、一行は撮影を諦めた。

結局、旅で366ドル(約4万7580円)を余したギャビンはガッツポーズを見せ、現地の小売店ウォルマートに買い物に向かって企画が終了した。

視聴者はスタッフのギャビンに対する態度が厳しいとしたほか、コウモリが見られる時期はスタッフが事前に調べておくべきだったと批判。円安で現地の物価が高い中、100万円で移動させるのも大変だとギャビンを気遣っている。

《ギャビンくん頑張ってるのにスタッフからの扱い酷いな…コウモリの時期は調べりゃわかんだろ》
《言い方とか雰囲気が柔らかいスタッフつけてほしい。見てて気になるので》
《ギャビンかわいそうに! 円安だから旅費が倍ぐらいかかってる》
《ギャビンいいキャラなのになぜスタッフはキツく当たるんだろう? 見ていて嫌な気持ちになる》
《ギャビン面白いのにイッテQのスタッフなんで酷いことしか言わないの?最近のイッテQのスタッフほんとにひどい》
《スタッフと編集の悪意を感じてしまう…編集次第でもっとギャビンさんを輝かせられると思うのにすり潰そうとしてるみたいに感じてしまう…》

もう少しお手柔らかに接してあげることはできないのだろうか。

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