新庄剛志　（C）まいじつ

9月11日の生放送特番『FNSラフ＆ミュージック2022　～歌と笑いの祭典～　第2夜』（フジテレビ系）に出演した、プロ野球『北海道日本ハムファイターズ』監督・BIG BOSSこと新庄剛志が、野球ファンとお笑いファンから猛批判を浴びた。

番組には、出演者が〝アポなし〟で出演依頼する生電話コーナーがあり、前日の第1夜でサポーターの中居正広がBIG BOSSに電話。シーズン中のバラエティー出演は異例だが、電話越しのBIG BOSSは「フロントに交渉する」「全力で『行きたい！』って言う」と前向きな姿勢を見せていた。翌日の生出演では「フロントが会議になった」「今日勝ったら出ていいって」と、条件付きで許可を得たことを明かす。

だが、この日の試合は負けてしまい、BIG BOSSは「明日（球団から）怒られると思う」と笑うと、歴史的混戦で優勝争いが見えないパ・リーグの魅力を熱弁。その後はダーツで「熱湯風呂」を当て、『ダチョウ倶楽部』の熱湯風呂芸を行う流れになった。

BIG BOSSは「スタッフに指名していいって言われた」と述べたが、〝野球監督の熱湯風呂〟という激レア映像を見たい様子の一同は巧みに誘導。『アンタッチャブル』山崎弘也は「『代打オレ』みたいなやつもイケますからね」とフリ、全員で「ダチョウ」の「どうぞどうぞ」芸も行う。

だが絶望的に鈍いBIG BOSSは、「どうぞどうぞ」の後に「じゃあ…お願いします！」と「アンタッチャブル」柴田英嗣を指名。BIG BOSSのほか、中居、『ダウンタウン』松本人志、『ナインティナイン』、『千鳥』大悟といった大物が控える中で指名されたことに、柴田は「絶対オレじゃないって！」と、お笑いが分からないBIG BOSSを暗にチクリと刺したのだった。

“ヤラセ”で最初から出演が決まっていた？

この空気の読めない行動に、お笑いファンは大激怒。また、野球ファンも「チームがダントツ最下位の中で出ている場合か」と怒り、ネット上には

《新庄さん遊んでる場合ちゃいまっせ》
《負けてへらへらしてんの、日ハムファンに申し訳ないと思わんのかね》
《まともに監督できないんやから風呂くらい入れ》
《松本（新庄入ってくれないかなぁ…）岡村（新庄入ってくれないかなぁ…）中居（新庄入ってくれないかなぁ…）新庄「スタッフさんが誰か選んでいいって言ってた！」》
《新庄マジで滑っとるぞ　こういうことしてるとテレビにも呼ばれなくなるぞ》
《新庄ってほんとクソプライド高いのがよくわかるわ》

など、失望の嵐が吹き荒れたのだった。

「番組ではその後、日ハム戦のイニング間にパフォーマンスが行われ、『かわいい』と話題沸騰中の『きつねダンス』を『乃木坂46』のメンバーが披露。パフォーマンス前には、日ハムの杉谷拳士選手と松本剛選手がビデオメッセージを寄せました。ここから推測するに、BIG BOSSの出演は〝アポなし〟ではなく、あらかじめ決まっていたのでしょう。現に、他の出演者が自分のスマホで電話する中、BIG BOSSだけマネージャー経由での電話という不自然なつなぎ方でしたからね」（テレビ誌記者）

ヤラセの上に空気が読めないとは、お笑いファン・野球ファン双方から叩かれるわけだ。