『ストリートファイター6』広報が大スベり!? 共感性羞恥ツイート連発で大荒れ

『ストリートファイター6』広報が大スベり!? 共感性羞恥ツイート連発で大荒れ

『ストリートファイター6』広報が大スベり!? 共感性羞恥ツイート連発で大荒れ (C)PIXTA

企業が運営している公式ツイッターアカウントは、ネットユーザーから厳しい目を向けられがちなもの。最近では『ストリートファイター6 広報部』のアカウントが、「滑り散らかしてる」と悪い意味で話題になってしまったようだ。

「意識高い系」のネタが伝わらず…

同アカウントは普段、2023年発売予定の新作格闘ゲーム『ストリートファイター6』に関する情報をツイートしているのだが、今回話題になったのはゲームとはあまり関係のない投稿だ。

そのツイートの内容は、《これからはこじゃれたランチ情報と共に、週末にはワインなんか飲みながらまったりと『ストリートファイター6』情報を皆様にいい感じでお届けさせていただきます》といったもの。いかにも高級そうな肉料理の画像も添付されている。

「広報部」として親しみやすいネタツイートを心掛けたのかもしれないが、ネット上の反応は冷淡。一応《以前勤めていたシャドルーがあっさり消滅したので》と、「ストリートファイター」ネタを織り込んでいたものの、そのあたりも上手く伝わらなかったようだ。

リプライなどでは、《申し上げにくいのですが…めっちゃスベってます》《寒いノリだな》《共感性羞恥で恥ずかしい気持ちになる》《承認欲求を満たしたいのなら自分のアカウントでやってください》《普通にゲーム情報の発信だけしてください》《週末くらい真剣にゲームしろよ》と散々な扱いを受けている。

ツイッター戦略が滑りまくる「カプコン」

さらに同ツイートに関しては、『ストリートファイター』の公式ツイッターも引用リツイートで反応。《こちらもフォローよろしくです》と宣伝したところ、「ストリートファイター6 広報部」は《おっす! 私は広報! わくわくすっぞ!》と孫悟空っぽいテンション高めのリプライを返していた。

担当者の目的は、ファンとの距離感を縮めることにあったのかもしれないが、今のところは完全に逆効果といった印象だ。

ちなみに「カプコン」のツイッター戦略といえば、『モンスターハンターライズ』の公式アカウントも滑り散らかしていたことがある。

同アカウントではなぜか、「モンスターハンターライズ」スタッフのペット画像を公開。作中に出てくるオトモアイルーやオトモガルクにちなんだツイートだったのかもしれないが、ユーザーはゲームに関する最新情報を望んでいたようで、《さっさとアプデしろ》《新モンスはよ》などと流されてしまっていた。

ツイッターでいい意味で目立つには、それなりのセンスが必要不可欠。担当者が“それっぽい”ツイートをするだけでは、いたずらにイメージを落とすだけで終わってしまうようだ。

文=大上賢一

【画像】

master1305 / PIXTA