コンプラの影響で改名・放送NG…一発屋芸人に同情「時代の波には逆らえない」

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12月12日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、お笑いコンビ『レイザーラモン』のレイザーラモンHGが登場。

コンプライアンスの影響で芸名を改名したと明かし、ネット上で大きな反響を呼んでいる。

同日の番組には、「お笑い界の一大勢力 一発屋会の逆襲SP」と題し、かつて一世を風靡した後に消えていった一発屋と呼ばれる芸人たちが集結。

そして一発屋芸人ならでのトークが展開される中で、HGの芸風についての話題があがる。

『くりぃむしちゅー』有田哲平が、HGの芸風が時代的に再放送NGであることに言及。また芸名の〝HG〟の意味を変えたことに関して本人に直接質問する。

そこでHGはかつては「ハードゲイ」という意味合いだったが、時代の流れで「ホットガイ」に変更したことを告白。

さらに相方のRGについては、「リアルゲイ」から「リアルガイ」に変更したことも明かされた。

芸名すらもコンプラの餌食に

時代の流れから芸名の意味を変更したHGに、ネット上では、

《あの時代、結構ギリギリセーフだったのかもしれない。この10年でコンプラ意識は相当高まった。あの笑いでやっていた人にとっては時代に取り残されてしまったか》
《ホットガイはちょっとカッコいい》
《数年で意識変わってしまったからな…》
《ハードゲイの何がいかんのよ?と個人的には思うけど、やっぱ時代の波には逆らえないよね》
《コンプラ意識して普通のヤツにしたって言ってたから、てっきり本名とかにするのかと思ったwww》
《また、レイザーラモン住谷になるのかと思った》

などの反響が起こっている。

「いまやテレビ業界はコンプライアンス問題でがんじがらめにされ、センシティブな内容については最新の注意を払わなければいけなくなりました。LGBTQに配慮するために、HGも名前を変えたのでしょう。しかしこの先、再放送ができないバラエティー番組がどんどん増えていくでしょうね」(芸能ライター)

今後デビューを控えている芸人たちは、芸名をつける際に十分に注意しよう。

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