『笑っていいとも』そっくり!? フジテレビ新昼番組に「似せた感ある」

ハライチ 

ハライチ 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

1月9日に満を持してスタートした『ポップUP!』の後を継ぐ昼の帯番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)。産声を上げたばかりの番組に対する、視聴者の評価は…。

番組は観客を入れた生放送の公開バラエティー。「ポップUP!」からかなり路線変更し、情報よりお笑いのウエイトを高めている。

第2回の放送となった10日には、マツコ・デラックスをゲスト出演させるというインパクトのあるキャスティングを敢行。

トークコーナーを挟んだ後、牛肉の塊を感覚でカットしてグラム数を当てる「牛肉ぴったんこチャレンジ」というゲームに挑戦した。

こうしたトークやゲームを見た視聴者は、かつてフジテレビの昼番組として大人気だった『笑っていいとも!』を思い起こしたようで…。

「『テレフォンショッキング』の他、曜日レギュラーがクイズやゲームを繰り広げていたのが『いいとも!』。内容的に『ぽかぽか』はかなり近く、〝原点回帰〟を意識した様子がうかがえます」(テレビ誌記者)

相変わらず過去の栄光にすがるフジテレビ

『ぽかぽか』に対して、ネット上からは

《ぽかぽかっていいとも感あるのになんか狂気性が滲み出ててすごくよい》
《ぽかぽかのコーナーの雰囲気が、いいとも!を似せた感ある》
《今日のぽかぽか、何かいいともっぽさあっていいな》
《テレフォンショッキングみたいなゲストトーク。有観客。あの「笑っていいとも!」が帰ってきた感もする》
《フジのぽかぽか、いいともっぽさを感じてるのか懐かしみがあってなんかいいな》
《テレフォンショッキングがない笑っていいとも感》

といった反応が。話題になることには成功しているようだ。

それにしても、なぜ今さら情報系からバラエティー路線へと舵を切ったのか…。

「『いいとも!』の後に『バイキング』『ポップUP!』と情報系番組を続け、ようやく〝バラエティー路線がウケる〟と気付いたのでしょう。『バイキング』は時事ネタを扱う特性上好き嫌いも激しく、逆に『ポップUP!』はクセがなさすぎて視聴者がつかなかった。

結果、一周回って〝原点回帰〟がウケると気付き、この路線になったのでは。しかし、大御所で好感度もあって慕われたタモリに対し、個人の感想を正論のように言う芸風で、アンチも多い岩井勇気のいる『ハライチ』では、『いいとも!』のような国民的番組になるのは難しい気も…」(テレビ誌ライター)

春からは早くも放送時間短縮が決まっている同番組だが、果たしてどのように歩んでいくのか。

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