WBC日本代表に大きな不安要素! 若手リリーフ2名で世界に通用するのか?

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3月に開催を控えた野球の国際大会・WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表メンバーが、ついに決定した。

今大会は二刀流の大谷翔平から、初の日系選手ラーズ・ヌートバーまで、多種多様な30選手が出場。

国内12球団から全員が選ばれており、14年ぶりの世界一に向け、チーム一丸となって戦いに挑んでいく。

しかし、その布陣をめぐっては、ファンからバランスの悪さも指摘されている。

「現在ネット上で議論されているのは、シーズン中に稼働した〝本職〟のリリーフ陣が2名のみ、外野手が4名という層の薄さ。

特にリリーフ、阪神タイガースの湯浅京己投手、オリックス・バファローズの宇田川優希投手の2名は、共に実働が2年以下で経験が浅いため、ファンの心配の種になっています。

宇田川投手にいたっては、昨年に育成枠から上がったばかり。マグレで活躍できただけかもしれず、いきなり日の丸を背負わせるのは博打な面があります」(野球評論ライター)

豊富な先発陣から見える栗山監督の狙い

ネット上にも、

《本職が中継ぎの投手が湯浅と宇田川しかいない》
《左の投手少なすぎないか? 中継ぎ左腕もう一枚ないと一人ダメだった後の後続ないぞ?》
《中継ぎ左腕が松井しかいない(先発左腕が中継ぎ起用されそうで不安)》
《中継ぎ若手ばっかで最近ブレイクした投手だらけで大丈夫かね》
《外野とリリーフ少ない そこが心配》
《やっぱ先発多過ぎるよな。2015年プレミアでは則本がリリーフやって爆死してたし》
《ピッチャーは先発、中継ぎ、抑えとそろってはいるけど左のリリーフが松井裕樹だけなのが気になります》

など、リリーフ陣に対する懸念の声は多い。

「先発陣が多いことを見ると、栗山英樹監督は、普段は先発の投手に中継ぎをやらせるか、球数制限の中で〝第2先発〟のような起用をすることを考えているのでしょう。

実際、世界一になった第2回大会では、シーズン中は先発だった杉内俊哉投手が、中継ぎで5試合登板し、6回1/3をパーフェクトに抑えています。

中継ぎは、助っ人や若手のテスト登板もさせるようなポジションですから、〝大は小を兼ねる〟で先発投手でも代わりは務まります」(同・ライター)

そもそも、大盛り上がりだった年末のサッカーワールドカップに対し、WBCはあまり期待できない。中継ぎが多かろうが少なかろうが、結果にも人気にも影響はないだろう。

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