日本アカデミー賞は茶番?『ラーゲリより愛を込めて』が作品賞を逃したワケ

二宮和也 

二宮和也 画/彩賀ゆう (C)まいじつ

『嵐』二宮和也が主演の映画『ラーゲリより愛を込めて』。映画ファンから絶賛されていた同作だが、1月23日に発表された『第46回日本アカデミー賞』の作品賞にはなぜか選ばれず、不信感を募らせる人が続出している。

3月10日に授賞式が開催される『第46回日本アカデミー賞』だが、それに先駆けて優秀賞などが発表された。

注目を集めたのは、優秀作品賞のラインナップ。『ある男』『シン・ウルトラマン』『月の満ち欠け』『ハケンアニメ!』『流浪の月』の5作品がノミネートされたのだが、残念ながら「ラーゲリより愛を込めて」は選ばれていない。

ただ、優秀主演男優賞には、同作で主演を務めた二宮がノミネートされていた。

「昨年12月に公開された『ラーゲリより愛を込めて』は、『第35回東京国際映画祭』の顔となるオープニング作品に選ばれています。評判も良く、各サイトの映画レビューも軒並み高評価。

それだけに日本アカデミー賞への期待も高かったようですが、作品としては二宮が優秀主演男優賞に選ばれただけ。さぞかしファンも困惑したことでしょう」(映画ライター)

『日本アカデミー賞』改め日テレ映画賞?

日本アカデミー賞の授賞式といえば、日本テレビで毎年放送されているが、片や「ラーゲリより愛を込めて」はTBSが制作した映画である。

ある意味、ライバル関係の立ち位置にあるためか、《日本アカデミー賞は日テレのものなのかな》《平等にできないなら、日テレ映画賞に名前変えた方がいい》《大人の事情はよくわからないけど、「そういうとこだぞ日テレ」ってなる》《日本における最高峰の映画賞だと勘違いされるし、「日本テレビ映画祭り」とかに変えよう》など不満と憶測が広がっている。

「日本テレビは、ジャニーズに忖度するテレビ局としても有名です。たとえば昨年の日本アカデミー賞では、ジャニーズアイドルが一人も選ばれていません。

その理由として、プレゼンターが元『SMAP』の草彅剛だったため、ジャニーズへの配慮があったのではないかとウワサされていました。

今回も局が絡む映画を作品賞から外し、ジャニーズアイドルである二宮だけを優秀主演男優賞に選んだとしか考えられません」(芸能ライター)

果たして、いつまで忖度だらけの茶番劇を繰り広げるのだろうか。

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