“白ひげの意志”は生きていた!『ONE PIECE』元七武海と不死鳥マルコが衝撃の和解

“白ひげの意志”は生きていた!『ONE PIECE』元七武海と不死鳥マルコが衝撃の和解

『ONE PIECE』104巻(尾田栄一郎/集英社)

人気漫画『ONE PIECE』の第1073話『ミス・バッキンガム・ステューシー』が、1月30日発売の『週刊少年ジャンプ』9号に掲載された。

自称“白ひげの息子”ことエドワード・ウィーブルがとった予想外の行動に、読者たちの注目が集まっている。

※『ワンピース』最新話の内容に触れています

白ひげの故郷「スフィンクス」へとやってきた、元「白ひげ海賊団」1番隊隊長マルコ。彼は村の子どもたちと話し、島に海軍の襲撃があったことを知る。

どうやら海軍の兵士たちは、白ひげの財宝を回収するため、武力で島を制圧しようとしたようだ。

マルコ不在ということもあり、横暴がまかり通っていたのだが、そこに現れたのがウィーブルだった。

ウィーブルは“父の故郷”に手を出す海兵たちに激怒したようで、熱いセリフを吐きながら大暴れしたという。

しかしその後、海軍大将・緑牛によって連れ去られてしまう…。

ウィーブルについてはこれまで断片的な描写しかなく、財産を受け継ぐ権利を主張して暴れまわっている印象が強かった。

ともすればたんなる財産目当てにも見えたが、今回の描写を見るかぎり、本当に白ひげへの愛情を胸に宿しているようだ。

白ひげの遺伝子を継いだ新時代のヒーローへ…

なお、ウィーブルは過去に「白ひげ海賊団」の残党狩りを行っているような描写があり、それをマルコも懸念していた。

しかし今回、マルコはそんな過去を知りつつも、ウィーブルが「スフィンクス」を守ってくれたことに心から感謝している。

当初は対立すると思われていた2人だが、この事件により和解、ひいては共闘することとなるのだろうか…。

思わぬウィーブルの活躍に、ネット上でも《ウィーブルとマルコが事実上の和解しそうなのは流石に読めなかった》《白ひげの残党狩りやってたウィーブルとマルコが和解!? 予想外すぎる》と驚きの声が続出している。

また、最新話ではウィーブルの母親であるミス・バッキンが、研究者チーム「MADS」の居候だったことも明らかに。

そして、白ひげの血縁関係を、Dr.ベガパンクが証明できるとも語っていたため、ウィーブルの正体が“白ひげのクローン”である可能性はますます高まったと言えるだろう。

今後、ウィーブルもまた、“新時代”を切り拓く者として活躍していくのだろうか…。

文=Tら
写真=まいじつエンタ