人気VTuber『ぶいすぽっ!』花芽なずなが暴言被害に! FPS界隈の低民度が露呈

人気VTuber『ぶいすぽっ!』花芽なずなが“暴言”被害に! FPS界隈の民度が露呈…

人気VTuber『ぶいすぽっ!』花芽なずなが“暴言”被害に! FPS界隈の民度が露呈… (C)PIXTA

eスポーツ界隈でいま一番勢いがある、ライアットゲームズのFPSゲーム『VALORANT』。その人気とは裏腹に、プレイヤーたちによるコミュニティの民度が最悪であることも知られているが、つい先日『ぶいすぽっ!』の人気VTuber・花芽なずなが“暴言”被害に見舞われた。

ツイッター上で暴言満載の晒し行為

騒動の引き金となったのは、とあるツイッターユーザーが3月12日に投稿した動画だった。

このユーザーはコンペティブモード(ランクマッチ)で花芽なずなと同じチームでマッチングしたらしく、《適正でもないレートでフルパ以外で回さないでください!》というコメント付きでプレイ動画を晒している。

動画内では、ソーヴァというキャラクターを使用する花芽なずなに対して、ボイスチャットで暴言を連発。

「ソーヴァ黙っとけ下手くそ」「一生ベイトでキル稼いでるだけやんお前」「ナイスベイトありがとうございました! 二度とやんないでくださいこのゲーム」などと畳みかけるところが映し出されていた。

動画が拡散されると、暴言に巻き込まれた花芽なずなに同情する声が続出。《オープンVCでこれはヤバくない?》《これ普通に他人事じゃないから本当に怖い》《なんでこんなトキシックを平気で晒せるの?》といった声が相次いでいる。

さらには、《何でこんな民度悪いの?》《ヴァロやりたくないのはこういうのが多いイメージが強すぎるから》《FPSが好きになれない理由がこれ。こんなこと言われるゲームやりたいですか?》《こういうのしかいないからサーチアンドデストロイ系嫌いなんだよ》と、「VALORANT」ひいてはFPS界隈自体の民度に落胆する人も現れていた。

「VALORANT」運営の要求もむなしく…

問題の動画は、たんにツイッター上を騒がせるだけでは終わらなかった。

元プロゲーマーの経歴をもつ有名ストリーマー・SPYGEAも動画を見たそうで、配信中に「マジでかわいそうだった、経緯知らないけど」「一方的にぼろくそ言われてるだけでしょ、かわいそすぎない?」と花芽なずなに同情を示している。

とはいえ、今回はたまたま表沙汰になったものの、「VALORANT」でテキストチャットやボイスチャットで暴言が横行していることは周知の事実だ。

それは同作にかぎった話ではなく、FPS界隈では日常茶飯事となっているのが実情である。

昨年10月に早期アクセスが始まったチーム対戦型FPSゲーム『オーバーウォッチ 2』でも、当たり前のように暴言が飛び交うため、初心者は身を守るためにチャットの設定を“オフ”にすることが推奨されている。

ただ、「VALORANT」に関しては、運営が明確に民度を改善するための施策を行ってきたことも無視できないだろう。

「VALORANTコミュニティー行動規範」として公開された文章では、《他のプレイヤーに敬意を払い、礼儀正しく接してください。チームメイトを思いやり、信頼関係を築くことが、ひいては最良のパフォーマンスを引き出すことにつながります》などとアナウンスされていた。

もちろんガイドラインが効力を発揮しているとは言えない状況なので、より積極的に運営が介入することを望む声も多い。

とくに「VALORANT」は、eスポーツの花形として国内外で注目が集まっているタイトルなので、子どもでも安心して楽しめる環境を作ってほしいところだ。

文=「まいじつエンタ」編集部

【画像】

Kostiantyn Postumitenko / PIXTA