ファン待望『バイオハザード RE:4』に落胆の声…もっさり動作で「別ゲーになってる」

ファン待望『バイオハザード RE:4』に落胆の声…もっさり動作で「別ゲーになってる」

ファン待望『バイオハザード RE:4』に落胆の声…もっさり動作で「別ゲーになってる」 (C)PIXTA

世界的人気を誇るゲーム『バイオハザード』シリーズの最新作『バイオハザード RE:4』が、3月24日に発売される。それに先駆けて各ハードで体験版『Chainsaw Demo』が配信されているのだが、ゲームのクオリティに不満を感じるファンもいるようだ。

路線を変えて成功を収めた「バイオ4」

「バイオハザード RE:4」は、2005年に発売されたシリーズ6作目『バイオハザード 4』のリメイク版。大統領直属のエージェントである主人公のレオンが大統領の娘・アシュリーの護衛任務に就くうちに、謎のカルト集団の脅威を思い知ることになる…というストーリーだ。

現在配信されている「Chainsaw Demo」ではレオンが最初に足を踏み入れる「不穏な村」を体験できるようになっており、プレイ回数もプレイ時間も制限なくゲームを楽しめる。

そんな同作の肝となるのは、アクション性の高さ。そもそもオリジナル版の「バイオハザード 4」は、「バイオハザード」シリーズの節目となった作品で、ホラー路線からアクション路線へとゲームシステムを一新したことで知られてきた。

敵を怯ませたところを、蹴りや投げ技といった体術・メレーによってバッタバッタとなぎ倒せる仕組みになっており、その爽快感はシリーズ随一。リメイク版の「バイオハザード RE:4」でも、アクション性の高さは引き継がれている。

REエンジンでもっさりしたアクションに?

ところが、同作の冒頭がプレイできる体験版の時点で、動作が原作とは違い“もっさり”していることに不満を持つファンが続出。

SNS上では《操作性がもっさりしててしっくり来なかった》《オリジナル版よりもっさりしててやりづらい》《なんだコレ?感な操作感がヤバい》《バイオ4ほどのスピード感と爽快感がない》《別ゲーになってる。爽快感のあるバイオとして4が好きだったわけで、このゲームバランスならいらん》といった感想が並んでいる。

動作がもっさりすると言われる理由としては、ゲームの根幹を担う「REエンジン」が関係しているかもしれない。

これは2017年からカプコンがゲーム開発に使用しているエンジンで、フォトリアルなグラフィック表現や、少人数・短期間で開発できるパフォーマンス性の高さを併せ持つ。

「バイオハザード RE:4」は同エンジンで開発されており、グラフィック面に関しては申し分のない完成度に達している。だが、一部では《REエンジン特有のもっさり感》という指摘も上がっているようだ。

ただ、同作ではアクション性を高めるために、「パリィ」などの新要素も追加されている。操作に慣れることで、オリジナル版以上の爽快アクションを実現できるとも言われているため、実際に製品版が発売されてからが本番だろう。

ゲームの歴史をふたたび塗り替える傑作となるのか、発売日を楽しみに待ちたい。

文=「まいじつエンタ」編集部

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