ドラマ『特捜9』1話で放送事故? 子どもの行動に視聴者ドン引き

井ノ原快彦 

井ノ原快彦 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

水曜ドラマ『特捜9 season6』(テレビ朝日系)が4月5日にスタートした。政治家が演説するシーンの中で、子役が奇妙な演技を見せていたとして、視聴者の間で話題に。「放送事故か」と疑う視聴者まで現れた。

俳優・井ノ原快彦演じる浅輪ら特捜班は国土交通大臣・諏訪部から、メールで脅迫を受けたと相談された。大臣を辞任しなければ1001人を殺すとの内容で、既に大臣の母校で原因不明の爆発が発生し、1人が死亡していた。

【関連】ドラマ・特捜9「視聴率が全話ふた桁」達成ヒットの秘密 ほか

浅輪らが張り込む中、イベントに諏訪部が登場。「日本人は真面目で勤勉。技術も世界で最高レベルにある」としながらも、「長年不況にあえいで、おかしいと思いませんか」と力説していた。

子どもが約3秒間フリーズ

諏訪部が名演説を打つ中、カメラは聴衆を映した。大人たちは真剣な目つきでうなずくなどしていたが、子ども3人が映ると画面中央の男の子はポップコーンを右手に持ったままフリーズ。

この子どもの出演シーンは3秒ほどだったが、ポップコーンを口に入れるでもなく、口を明けたまま微動だにしなかった。

これを見てドラマ視聴者からはツッコミの嵐。《ポップコーン食べるのも忘れるぐらい大臣のお話に聞き入ってますの図、という解釈で合ってる?笑》《どう考えても放送事故だろwwww》《あの瞬間を写真で切り取って「人気な政治家です!」って印象操作するためのサクラなのか?》といった声が漏れている。

「演説を終えた直後、聴衆の男が諏訪部に襲いかかるシーンがあり、浅輪ら捜査員が男を取り押さえる展開に。ドラマ開始から約30分、ようやくストーリーは大きく動き出しました。

ただ子どもがフリーズするシーンがあり、視聴者はストーリーそっちのけで子どもに注目する展開に。どうせなら演説を聞きながらうなずくなど、もう少し自然な演技をさせてあげたかったものですが…」(ドラマライター)

緊迫のシーンのはずが、演技指導の拙さで台なしになってしまった。

【あわせて読みたい】