『それパク』重岡大毅にも集まる不評…脚本&キャスト壊滅で歴史的大爆死

芳根京子 

芳根京子 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

芳根京子主演のドラマ『それってパクリじゃないですか?』(日本テレビ系)第2話が、4月19日に放送された。第1話から酷評を集めていたものの、第2話の評判も散々。その原因として『ジャニーズWEST』重岡大毅が槍玉に挙げられている。

飲料メーカー『月夜野ドリンク』の新米社員・藤崎亜季(芳根)と〝弁理士=知財のプロ〟北脇雅美(重岡)がタッグを組み、〝知的財産〟を巡って奮闘していく。

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第2話では月夜野の看板商品「緑のお茶屋さん」とそっくりなチョコレート「緑のオチアイさん」を巡り、商標権の侵害をテーマに物語が進行。販売元の社長の優しい人柄に触れた藤崎は、〝悪気のないパロディ〟だから許してあげられないかと考えるのだが…。

「〝知的財産エンタメドラマ〟と謳っておきながら、第1話ではそれほど専門知識は活躍しませんでした。内容の薄さが視聴者離れを引き起こしてしまったのか、第2話の世帯平均視聴率は4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)という結果に。なんと初回6.0%から1.5ポイントも数字を落としているのです」(芸能ライター)

重岡大毅の堅苦しい役柄にどんより…

ただ視聴者から反感が寄せられているのは、ストーリーに限った話ではない。

「芳根が演じる藤崎は、自分の意見を主張するのが苦手な鈍くさい女の子。作中でオドオドした態度をとっており、《キャラクターが好きになれない》と不評です。中には《芳根京子は華がないので主役タイプじゃない》と評する声も。とはいえ、主人公に華がなかったとしても、相手役次第ではいくらでも補えるでしょう。しかし1話・2話と見続けてきた人からは、《重岡の堅苦しい役がドラマをよりつまらなくしている》との意見が寄せられているのです」(同・ライター)

たとえばドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK)で重岡が演じた山田太陽のような明るく元気な営業マンならば、主人公のなよなよキャラを中和することもできただろう。

だが今回彼が演じている北脇という男は、ビジネスに妥協ゼロの冷徹な男。藤崎を優しくフォローするどころか、批判的で厳しい言葉をかけるばかりで愛嬌もない。

主人公に華がなく、ストーリーも期待外れ。おまけに相手役もミスマッチとあっては、視聴者が離れてしまうのも当然の結果だ。

ネット上でも《重岡大毅くんの役になんかイライラする…。視聴終了です!》《地味な題材と相手役(重岡)のダブルコンボで救えない》《重岡大毅の堅苦しい演技が足を引っ張っている》などと批判が集まっている。

せめてもう少し爽やかな俳優を相手役にすれば、印象は変わっていたかもしれない。

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