『ラストマン』に不自然な演出? 福山雅治の発砲シーンにドン引きの声

福山雅治  大泉洋 

福山雅治  大泉洋 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

4月30日放送の日曜劇場『ラストマン』(TBS系)で、福山雅治演じる盲目のFBI捜査官がまたもや見事な犯人確保術を見せた。だが視聴者は、一部シーンで現実離れした不自然な描写があったと指摘し、ドン引きしている。

青柳直哉(浜田信也)が女性の首を絞めて殺害。皆実(福山)らが捜査に当たった。ドラマ終盤、皆実とバディを組む護道⼼太朗(大泉洋)が青柳、新城司(アキラ100%)に倉庫に監禁され、体にガソリンをかけられた。しかし、皆実がつえをついて監禁現場に訪れたことに気づくと護道はニヤついた。

【関連】『ラストマン』演出に違和感! 合成技術を多用も…「チープすぎて草」 ほか

目が見えない皆実が一人で倉庫に来たと告げると、新城はナイフを持って皆実に向かい突進。しかし見事に新城を床に倒し、馬乗りになって腹にパンチを浴びせて失神させた。

事もなげに立ち上がった皆実は青柳に近づくと、青柳はライターを着火させ護道の体に火を付けると威嚇。しかし縄に縛られながらも護道が青柳に蹴りを食らわせた。

ガソリンまいたのに拳銃で発砲

護道に向かってナイフを突き立てようとした青柳だったが、皆実は上に向かって拳銃を発射。なおも護道の首にナイフを突き付けた青柳に対し、皆実は拳銃に付いたレーザーを青柳の右肩に向けて発砲。「いってえよおおおお」と叫ぶ青柳を皆実が逮捕した。

ただ、このシーンは護道に青柳がガソリンをかけたという設定。視聴者は《下手するとレーザーサイトで着火してるよあれ》《ガソリン撒いた倉庫なんぞでライター点火したり発砲したら爆発するってばさ》と一連の演出に呆れている。

「香水の匂いをかいで一瞬にして犯人を断定した皆実であれば、護道の体周辺からガソリンの匂いがすることは分かっていたはず。犯人がライターに火を付ける、もしくは皆実が発砲した瞬間にガソリンに引火し、護道が死ぬ展開も容易に想像できたのではないでしょうか」(ドラマライター)

この日、元『SMAP』香取慎吾が中居正広と再会を果たした『まつもtoなかい』(フジテレビ系)にすっかり話題をさらわれてしまった同ドラマ。この調子で最終回まで人気を保つことはできるのだろうか。

【あわせて読みたい】