ジャンプ+『ウマ娘』スピンオフのコメント欄が大荒れ! 絶賛の『シングレ』と明暗クッキリ

ジャンプ+『ウマ娘』スピンオフのコメント欄が大荒れ! 絶賛の『シングレ』と明暗クッキリ

ジャンプ+『ウマ娘』スピンオフのコメント欄が大荒れ! 絶賛の『シングレ』と明暗クッキリ (C)PIXTA

数々のメディアミックスが大ヒットしている人気コンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』。4月10日から同作の新たなスピンオフ漫画『ウマ娘 プリティーダービー スターブロッサム』の連載が始まったが、なぜかあまり好調とは言えないようだ。

開幕早々に荒れるコメント欄

同作は漫画アプリの『少年ジャンプ+』、『となりのヤングジャンプ』、『ヤンジャン!』で連載中。主人公のサクラローレルと見習いのサブトレーナー・明石椿が、フランス競馬の重賞・凱旋門賞を目指すというストーリーだ。

現在は第3話までが公開されており、「ガラスの脚」をもちながらナリタブライアンをライバル視するサクラローレルと、未熟ながら熱意あふれる椿の関係性が丁寧に描かれている。

ところがこれまでの展開に対して、一部の読者からは「展開が矛盾している」といった指摘が続出している。

たとえば第2話のラストでは、ヨシノプリヴェールがサクラローレルに模擬レースを持ち掛けるのだが、同じ場面を描いた3話の冒頭ではヨシノプリヴェールではなく、椿が提案する形へと話の流れが変わっていた。

また、ヨシノプリヴェールはトレーニングをサボりがちなウマ娘として描かれているのだが、いざ模擬レースが始まると“レースは遊びではない”と熱血な言動。これに対して、読者からは「お前が言うな」とツッコミの声が上がっていた。

各所で絶賛される「シングレ」との違い

そのほか、椿が足を怪我したばかりのサクラローレルにテーピングを施し、模擬レースを走らせることに対しても、《トレーナーとしてどうかと思う》《薄情に見える…》などと疑問の声が。

第3話にして、「ジャンプ+」のコメント欄は、はやくも大荒れ状態になっている。またPV的にも芳しくないのか、曜日別ランキングでは上から9番目、下から数えるとワースト3の位置に甘んじていた。

なお、同じ「ウマ娘」のスピンオフ漫画といえば、『週刊ヤングジャンプ』で連載中の『ウマ娘 シンデレラグレイ』は大好評を博している。

同作は地方競馬から中央の伝説となっていくオグリキャップを描いた物語で、王道少年漫画のような熱い展開が魅力だ。「ウマ娘」ファン以外の読者も魅了しているようで、『次にくるマンガ大賞2021』のコミックス部門で2位を獲得したこともあり、単行本は累計480万部を突破している。

また「シンデレラグレイ」が好評な理由については、アニメ「ウマ娘」の脚本・シリーズ構成を担当した杉浦理史が脚本を担当していることも大きいだろう。

とはいえ、まだ「スターブロッサム」の物語は始まったばかりなので、これから評価を巻き返してほしい。

文=「まいじつエンタ」編集部

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