テレ朝『家政夫のミタゾノ』”ゴールデン”枠決定もファン複雑「深夜枠がよかった」

松岡昌宏 

松岡昌宏 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ

『TOKIO』松岡昌宏が主演の人気ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)新シリーズが、10月から火曜よる9時枠で放送されることが発表された。

同作は2016年10月期に金曜ナイトドラマで第1シリーズが放送。以降、2018~2020年、2022年と、いずれも同枠で放送され、人気シリーズとなった。

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新作はシリーズ初のゴールデンタイムとなり、解禁されたビジュアルでは、全身金色に輝くミタゾノの姿が。背景も全て金色で、「GOLDEN MITAZONO」の文字に「中身はかわりません。痛み入ります」と決め台詞が書かれている。

テレ朝お得意の“つまらなくなる”パターン?

シリーズ初のゴールデンタイム進出となるが、ファンの反応はポジティブなものばかりではない。

ネット上には《深夜帯だったからこその空気感が面白かったわけで》《深夜枠で好評だった番組を、ゴールデンに持って行ったら大コケして終了…ってのをテレ朝はしょっちゅうやらかす》《深夜帯だからゆっくり見れた、録画してまで見ようとは思わないという人もいるだろう》《個人的にはこのドラマ、やっぱり深夜枠で見るから楽しい》など、複雑な反応が。

時間帯が昇格したことで、ダークかつユーモラスなあの作風が失われてしまわないかと懸念されている。

「ドラマとバラエティーで、内容が異なるとはいえ、テレ朝は〝深夜で好評だった番組をゴールデンに昇格させてつまらなくする〟のがお決まりのパターン。これまで多くの番組を終了に追いやり、〝ゴールデン降格〟とも揶揄されています。

ドラマ『TRICK』シリーズはゴールデンタイムでもヒットしたものの、ドラマもこのパターンに当てはまることは多い。特に『ミタゾノ』は風刺が盛り込まれたブラックユーモアが特徴ですから、〝味〟が出せなくなってしまうかもしれません」(週刊誌記者)

今作もまた痛み入るような結果を出せれば良いのだが…。

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