広瀬アリスにも影響? 『どうする家康』退場しないヒロイン・瀬名にうんざり…

有村架純

有村架純 画/彩賀ゆう (C)まいじつ 

徳川家康の正室・瀬名といえば史実上、殺される運命にある。だが、現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)ではまったく死ぬ気配がなく、視聴者からは新ヒロイン・於愛の方の出演に影響が出るのではないかと懸念されているようだ。

同作は、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康を、現代に通じるリーダーとして描くエンターテインメントドラマ。脚本をドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)や映画『エイプリルフールズ』などで知られる古沢良太氏が手がけ、主人公の家康役を『嵐』の松本潤、その正室・瀬名を有村架純が演じている。

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「古沢氏独自の解釈を組み込んだ『どうする家康』は、今までの大河ドラマと一線を画すような演出や人物像が多く、良くも悪くも話題を集めています。

放送は22回がすでに終了している状態。明確に全何回の放送になるとは明かされていませんが、『設楽原の戦い』が起きたのは家康が34歳のころ。享年75歳といわれており、家康の生涯を死の瞬間まで描くとするならば、残り半分ちょっとではないでしょうか。

瀬名は家康より年上という説が本当だとすれば、現時点で大体35歳から38歳ぐらいでは。39歳で没しているため、あと1回か2回の放送で瀬名の死が訪れるはずですが…。

同ドラマには、〝瀬名を推しすぎている〟という指摘も少なくありません。瀬名はドラマの大半に出演しており、次回予告を見る限り、彼女はまだまだ活躍しそうな雰囲気でした」(ドラマライター)

不人気キャラを使い続けて“どうする”!

11日に公開された次回予告は、瀬名が武田の使者・千代(古川琴音)と密会していると知った五徳(久保史緒里)が、信長(岡田准一)に密告するというもの。信長は水野(寺島進)が武田と内通していると言いがかりをつけ、家康に処分を迫る。

苦渋のすえ、水野を手にかけた家康は、次第に侍女・於愛の方(広瀬アリス)に癒しを求めるようになる、というストーリーだ。

「かねてから瀬名は、何かにつけて文句が多かったり、年齢を重ねてもメークが変化しなかったりなど、違和感のあるところばかり。視聴者としては不人気なキャラクターに見切りをつけてほしいところでしょうが、今のところその兆しはありません。

思い返せば『どうする家康』は、キャストの無駄遣いと切り捨てのバランスが不明瞭で、松平信康(細田佳央太)や武田信玄(阿部寛)の出番をズルズルと伸ばしていた割に、今川義元(野村萬斎)や阿月(伊東蒼)を早々に切り捨てています。

このまま瀬名をズルズルと生かしておけば、視聴者が待望する於愛の方の出番が少なくなってしまうのではないでしょうか」(同・ライター)

次回の第23回でようやく待望の於愛の方が登場するが、そのタイトルは「瀬名、覚醒」。どうやら瀬名は、まだまだヒロインの座を降りる気がないようだ…。

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