テレ朝は“老人向け”テレビ局? 7月期ドラマで若者ウケ狙うも大コケの気配…

飯豊まりえ 

飯豊まりえ  (C)まいじつ 

俳優の飯豊まりえが、7月クールのドラマ『何曜日に生まれたの』(テレビ朝日系)で主演を務めることが分かった。飯豊はこれが自身初のプライム帯連続ドラマのレギュラーとなるが、大コケするニオいがプンプンだという。

ある出来事をきっかけに、18歳から10年間、部屋で引きこもり生活を送る無職の女性・黒目すいが主人公。脚本は、『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』(ともにフジテレビ系)などで知られる大御所脚本家の野島伸司氏が書き下ろした。

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今までに『パパ活』(dTV×FOD)や『アルジャーノンに花束を』(TBS系)などで野島作品に出演経験のある飯豊は《再び、野島さんやプロデューサーの清水さんにお声をかけていただき、私でいいのですか。と驚いたと同時に、とても光栄に思いました》とコメントを寄せているが…。

「正直、業界内での期待値はかなり低い。確かに90年代の野島氏はすごかったのですが、ここ10年くらい、まるでヒットがないですからね。それどころか、2016年放送の『OUR HOUSE』(フジテレビ系)は歴史的な爆死。

17年にネット限定で配信された『雨が降ると君は優しい』は、内容がエグすぎて気色悪いと炎上するほどでしたから」(週刊誌記者)

還暦超えのベテランに頼るテレビ朝日

テレ朝は今までの老人ウケから脱却するべく、若者向けのドラマ枠を続々と開設しているが、やっていることがあべこべだとも…。

「今年4月に新設した日曜22時のドラマ枠ですが、記念すべき第1作『日曜の夜ぐらいは…』の脚本家は、64歳の大御所・岡田惠和氏。続いて、60歳の大御所・野島氏が起用されました。

今年1月に大幅リニューアルした火曜21時のドラマ枠でも、71歳の大石静氏が描くラブストーリー『星降る夜に』を放送。

リニューアル直後は不安なこともあり、実績のあるベテランに任せたいという気持ちはわかりますが、まったくの新人を抜擢して『silent』(フジテレビ系)を大成功させたフジテレビと比べると、あまりにも保守的。本当に若者ウケを狙う気があるのか疑問です」(同・記者)

ドラマでテレ朝に期待するのはやめた方がよさそうだ。

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