中日ドラゴンズを無理やり褒めるとしたら…? 伝説のOBが苦しい言い訳

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00年代に中日ドラゴンズのエースとして活躍した川上憲伸氏が、6月29日に自身のYouTubeチャンネルを更新。

2021年まで中日バッテリーコーチを務めていた中村武志氏とともに、古巣の現状を無理やり称えた。

中日はシーズン序盤から最下位をひた走り、東京ヤクルトスワローズと熾烈な底辺争いを展開中。

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チームのムードも最悪で、6月16日の試合では、腹を立てた立浪和義監督がベンチのゴミ箱を蹴り飛ばし、ファンから苦言が相次ぐ炎上状態と化した。

「立浪監督は、就任初年度である昨年が最下位なので、2年連続最下位も濃厚な状況。そうなれば、90年近い中日の歴史で最も成績が悪く、適性のない監督との批判は避けられないでしょう。

立浪監督は、PL学園で培った上意下達の支配スタイルに慣れきっている。そのせいで選手たちは萎縮し、思うようなプレーができていません」(週刊誌記者)

こじつけでポジるしかできない中日の惨状

今季の立浪監督といえば、若手を積極的に起用する姿勢が目立っている。これについて、中村氏は「コーチのころは野手の年齢層も高くなっていた」「今は一斉に変えた」と評価。

川上氏も「野手の世代交代はどこかで思いきらないといけない」など、大胆な血の入れ替えを好意的に捉えている。

しかし、コメント欄には《野手は勿論投手も育成力ないでしょ》《中日は長距離砲が育たないとか言われてるけど、そもそも2011年の高橋周平以降は2019年の石川昂弥まで獲ってないんだから育ちようがない》《中日のOBってなんで最下位じゃない風なコメントするんだろう》《はっきり物事言わないからなんだかなぁ》といった声があがった。

否定的な反応が多く、無理やり褒めているだけだと捉えられてしまったようだ。

「阪神タイガースの暗黒時代、当時の野村克也監督は、赤星憲広、今岡誠、濱中治など、当時の若手野手を積極的に起用。結局、3年間すべてで最下位でしたが、翌年から星野仙一監督に変わると、黄金時代を築き上げました。

現在の中日も〝産みの苦しみ〟で、今は最下位ですが、ここで経験を積んだ若手が花開く数年後には黄金期が来る可能性もあり得ます」(同・記者)

まぁ、その時は立浪監督ではないだろうが…。

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