ツエーゲン金沢・豊田陽平が相手選手を投げ飛ばし! 過去には顔面蹴りの前科も

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7月5日に行われた明治安田生命J2リーグ第24節の『ジュビロ磐田』対『ツエーゲン金沢』戦。

そこで「ツエーゲン金沢」のフォワード・豊田陽平選手がとった行動が物議を醸しているようだ。

明治安田生命J2リーグは2月18日に開幕し、全22チームが参加している。

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そのうち上位2チームがJ1に自動昇格し、逆に下位2チームはJ3に降格。リーグは総当たり戦で、全42節で試合が組まれた。

問題になっているのは5日の試合、後半39分の出来事。

「ツエーゲン金沢」がコーナーキックを獲得し、両チームに緊張が走った。

「ジュビロ磐田」の鹿沼直生選手は、ゴール前にいた豊田選手をマークしていたのだが、ここで豊田選手が急に鹿沼選手を投げ飛ばしたのだ。

投げ飛ばし行為にレッドカードなし!

投げ飛ばされた鹿沼選手は、そのまま地面に倒れ込み、直後に試合中断のホイッスルが鳴り響く。

鹿沼選手はしばらくその場にうずくまっていたが、しばらくすると何事もなかったかのように立ち上がった。

そして、豊田選手はファウルを取られることもなく、試合が再開されたのだった。

豊田選手の投げ飛ばし事件は、瞬く間にSNS上で拡散され、彼に対する批判の声が殺到する事態に。

また、レッドカードを出さなかった審判への苦言も相次いでおり、ちょっとした炎上騒ぎに発展している。

「豊田選手は、石川県の強豪校・星稜高校で、本田圭佑選手とともに切磋琢磨してきた選手です。

高校卒業後は県外の各地のチームで活躍していましたが、2022年には自身の地元チームである『ツエーゲン金沢』へと移籍。

子どもに優しくファンサービスに定評がありますが、ピッチの中では血の気の多いプレースタイルがたびたび問題視されてきました。

例えば、2007年には相手選手である藤井大輔選手のファウルに激昂し、顔面をスパイク蹴り。

全治3週間の怪我を負わせ、Jリーグから6試合の公式試合出場停止を言い渡されています。

今回の一件も恐らく、鹿沼選手のしつこいマークに腹を立ててのことだったのではないでしょうか」(スポーツライター)

これ以上、スポーツ選手としてあるまじき行動をとり続ければ、次は出場停止だけでは済まなくなりそうだ…。

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