巨人・中日の“助っ人投手”の評価をズバリ! 高木豊が率直な感想

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巨人・中日が新たに獲得した助っ人投手2人を、野球解説者の高木豊氏が絶賛している。

中日は6月にウンベルト・メヒアを獲得し、同24日に来日初先発で一軍デビュー。

8日の広島戦では、6回5安打1失点の好投で初勝利を挙げ、ここまで3試合登板で1勝、防御率2.12とまずまずの活躍を見せている。

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高木氏はメヒアについて、「角度はあるし、ボールに力があるし、重そうだし、だから非常に俺は良いと思う」と太鼓判を押す。

豊富な変化球に加え、何よりもコントロールが優れているとし、「このピッチャーは勝てるだろうなと思う」と期待を見せた。

だが、そのためには「ちょっと打ってくれれば」と条件をつけ、打線の援護が足らないと指摘。「中日が打たないからな…」と渋い顔を見せ、好投を援護できない打線の不甲斐なさを嘆いた。

高木氏は絶賛も二軍での投球は…

巨人が7月に獲得したアルベルト・バルドナードも、「あのゆったりしたフォームから158キロ投げられたら、バッターはタイミング合わないと思う」とし、「相当活躍すると思う」とズバリ。

バルドナードは先発としての活躍が見込まれているが、夏場にかけてリリーフ陣の疲労が見えるため、中継ぎでも投げるのではないかと期待した。

また、現在はクローザーの大勢がコンディション不良で外れているため、抑えで投げる可能性にも言及している。

「メヒアは上でもそれなりの投球をしていますが、バルドナードは2軍で調整しており未知数。

一応、リリーフで好投し、本人も調子が上がっていることをアピールしていますが、ストレートの最速が151キロとスピードに欠けます。最速158キロという触れ込みでしたから、これはちょっと不安要素ですね」(週刊誌記者)

巨人といえば、開幕直後からリリーフ陣が不安定だったが、7月には防御率1点台と鉄壁のリリーフ陣に変貌している。

今やバルドナードは〝いらない〟状態になってしまったと言えるかもしれない。

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