『巨人』“最弱の中継ぎ陣”が最強に大変身! 交流戦以降の防御率がすさまじい

(C)Beto Chagas/ Shutterstock 

読売ジャイアンツの中継ぎ陣が、シーズン序盤からは嘘のように調子を上げている。

今季の巨人はリリーフ陣が軒並み炎上を繰り返し、試合をぶち壊すシーンが頻繁に見られた。

試合終盤に打ち込まれる様から〝魔の8回〟なるスラングも生み、一時はチーム防御率、救援防御率ともにリーグ最下位。

これに比例するように、チームも最下位に沈んでいた。

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「潮目が変わったのは交流戦。このころからリリーフ陣は徐々に調子を上げ、かつての中継ぎエース・中川皓太の復帰や、開幕投手・ビーディのリリーフ転向なども好材料になりました。

数字にも表れており、なんと、ここ1カ月のリリーフ防御率は12球団1位。その数字は1.27と唯一の1点台で、2位・ソフトバンクの2.00も大きく引き離しています」(週刊誌記者)

そう、つい最近まで12球団最弱だった巨人のリリーフは、今や12球団最強へと180度転じたのだ。

最弱から最強へと転じた鉄壁リリーフ陣

これにはネット上にも、《12球団最悪のリリーフから最高のリリーフとか極端すぎだろ》《中川の安定感やばい》《この中継ぎ整備力は優勝するシーズンと似てるから後半戦の巻き返しに期待》《あとは守護神の復活だけやね》といった反応が上がった。

かつては馬鹿にしていた他球団のファンも、今や恐れおののいている。

「特に影響が大きいのは中川の好調で、投球回10.2に自責点0と、かつての輝きを完全に取り戻している。

その他、ビーディ、三上朋也、横川凱、今村信貴も自責点0、高梨雄平、菊池大稀が0点台と鉄壁を誇っています。

また、二軍に控える投手も、堀岡隼人、直江大輔、京本眞、山田龍聖と防御率1点台がズラリ。最後に日本一になった2012年の勝利の方程式・スコット鉄太朗を超えんばかりの面々が揃っています」(同・記者)

先日、投手力補強のため、小沼健太をトレードで獲得した巨人だが、これは不要な補強だったかもしれない。

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