藤井聡太の“闇”を暴露! 元プロ棋士・ハッシー容疑者が抱えた不満

藤井聡太 

藤井聡太 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

将棋の元プロ棋士、〝ハッシー〟こと橋本崇載容疑者が、元妻とその父を襲ったとして7月20日、殺人未遂容疑で逮捕された。

華麗なパフォーマンスで知られた将棋界の元人気者だが、近年は徐々に元気を失い、暴露系ユーチューバーに成り下がっていた。動画配信では、藤井聡太七冠にまつわる暴露もしていた。

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橋本容疑者は2001年4月にプロ入り(四段)。NHK杯テレビ将棋トーナメントでは金髪パーマ、紫のシャツ姿で現れて、世間の度肝を抜いた。

また、NHK杯の対局前インタビューでは、〝ひふみん〟こと加藤一二三九段やカツラ芸で知られる佐藤紳哉七段のモノマネを披露するなど、「将棋っぽくないプロ」としてお茶の間を沸かせた存在だ。

将棋バーを開くなどライト層の取り込みに躍起だったが、2021年4月、38歳の若さで現役を引退した。

2022年夏にはYouTubeで配信を開始。真偽は不明だが、元妻に子どもを連れ去られたのが引退の原因だとし、共同親権運動に関わった。

「大柄な体型はそのままだったが、表情としては徐々にやつれていった印象。ハキハキとした物言いで明快な将棋解説にも定評があったが、それもだんだんと鳴りを潜めていった」(週刊誌記者)

藤井聡太対ひふみんの対局で…

2022年9月には、ファンを騒然とさせる出来事があった。橋本容疑者は、YouTubeで将棋界の闇を暴露すると予告。いざ配信が始まると、高額のスパチャが飛び交った。

配信の中で橋本容疑者は、過去竜王戦で起こった「ソフト指し疑惑」に関する裏話などを披露。また、藤井七冠のデビュー時にあったという「疑惑」も掘り起こした。

藤井七冠のプロデビュー戦は2016年12月の竜王戦6組ランキング戦1回戦で、相手は加藤九段。年齢差が62歳ということで大きな話題を呼んだ一局だ。

配信での橋本容疑者の発言によると、1回戦の組み合わせに関して「操作」があり、わざと加藤九段、藤井七冠が当たるように仕組まれたとのこと。同時に主催者側への文句も口にしていた。

「竜王戦をはじめ各棋戦の予選では、移動を省くため関西所属と関東所属の棋士の対戦を避ける傾向にある。藤井七冠は愛知が拠点だが、関西所属としてデビューしたし、加藤九段は関東所属。

この対局は藤井七冠が当時拠点としていた関西将棋会館ではなく東京の将棋会館で指されたが、確かに藤井七冠が予選1回戦で上京して指すのは異例ではあった。

ただ、史上最年少プロ入り記録を更新した藤井七冠と、前記録保持者の加藤九段が相まみえるとなれば話題性は十分過ぎる。橋本容疑者の暴露が本当だったとしても、それの何が悪いのかよく分からない。

ほかの話題には驚く声が上がっていたが、こと藤井七冠についての〝暴露〟には視聴者もぽかんとしていた」(同・記者)

橋本容疑者はほかにも将棋界に多くの不満を持っていたようだが、今は塀の中。橋本容疑者が何を言いたかろうと、その声が世間に届くことはない。

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