ビッグモーター、今度はサクラ疑惑! 新規オープン店舗に高評価口コミ連投か

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中古車販売大手のビッグモーターによる、修理費用の水増し不正請求が世間を騒がせている。

現役従業員や元従業員から、過去の〝悪行〟が次々と明かされているが、今度はなんと本部の社員が客の車に蹴りを入れていたことが発覚した。

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元工場長の証言によると、本部社員は店舗を視察した際、客の車を見て「中も壊れているんじゃないか」と問いかけたという。

工場長は「どこも壊れてないです」と答えたが、本部社員は車を蹴飛ばして「ほら見ろ。損傷しているじゃないか」と言ってのけたそうだ。

ほかにも、水没を隠して車を販売していたことや、法外な車庫証明費用請求、ローンのゴリ押しなど、数々の報告がネット上で囁かれている。

そんな中、岐阜県羽島郡にビッグモーターの新店舗がオープン。Googleの口コミに「星5つ」を投稿するユーザーが複数現れ、サクラ疑惑が浮上している。

ビッグモーター新店舗が大絶賛される謎

同店の口コミ欄を見てみると、《メンテナンス作業が早くスタッフは親切丁寧な対応です。とても居心地の良い店舗です。販売車種もとても豊富です》《担当してくださった○○さんのおかげで、予算に近い状態のよい車を提案していただき、現車確認もでき無事に購入できました》と、店員の具体名を出して大絶賛している。

「高評価のコメントを投稿しているユーザーは、ほかに口コミをほとんど投稿しておらず、単発の〝捨てアカ〟の可能性が高いでしょう。

ビッグモーターでは、社員旅行に参加しないと人事評価がダウンするなど、会社に忠誠を誓わない社員は徹底的に窓際に追いやられます。

関係者が自身の評価を上げようと、必死に〝サクラ投稿〟しているのかもしれません」(社会部記者)

社員の実名を出す高評価口コミは、ほかの店舗でも多数確認することができる。もしかしたらこれまでも平然と〝サクラ投稿〟が行われてきたのかもしれない。

不祥事が続々と発覚する中、社員が大量に退職しており、全社員5000人中、すでに1000人以上が逃げ出している。

もはや手遅れともいえるが、このままでは会社の存続も危ういだろう。

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